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優しさが詰まったサービス
216本目。
「いるてとさんの ”優しさが詰まったサービス” が、必要としている方々にとって、どれほど助けになることでしょう」
お看取りに関わらせていただいた、とある「じいじ」の娘さんの言葉です。
ぼくたち「カイゴいるてと」
現場で涙を流すことも多い事業所です。
温かいケアを提供したい
この理念のもと、いまの社員さんは集まっています。
感動的な仕事をしよう
最近社員さんに言っている言葉です。
同じ理念の社員さん達
利用者さんは順調に増えてきました。
社員さんの温かいケアのおかげだと感じています。
現場をご一緒した訪問看護さんが、
いるてとのことをケアマネさんやご家族さんに紹介してくれたり、
ケアマネさんが、他の事業所のケアマネさんに、
いるてとのことを紹介してくれたり、
介護事業所さんが、ケアマネさんに紹介してくれたり、、、
最近は営業活動していないですが、相談や依頼が届くようになりました(^^♪
さらに嬉しかったのは、家族さんが他の介護をしている家族の方に紹介してくれたことです。
残念ながら、いるてとのサービスエリア外のため
お役に立つことは叶いませんでしたが、ご家族さんが人に紹介してくれるというのは、本当に嬉しいことでした🎵
いる(共にいる)
てる(輝る、いまを照らす)
とわ(永遠に、未来へつづく)
温かいケアで世界を照らす
これらの理念のもと、いまの社員さんは入社しています。
最初から理念に共感してくれている人たちなのです。
理念の共感・共有の大切さは、色んな介護現場を見てきて感じていましたが、自分で運営してみて改めて実感します。
困難なケース、お看取りのケース、様々なケースで
どういうケアをしていくかを考えるにあたって、理念が一致していることで、意識や行動が近づいていきます。
事例でみてみます。
事例でみるカイゴいるてと
①おうちをあきらめる?
退院してきたじい様
看護師さんの処置が毎日必要な方でした。
大きな脱肛があり、それを引っ込めないといけない。
退院直後は医療保険で毎日入ることもできるが、期間限定。
おうちでは限界か、、どうすればいい?
いるてと内でも話し合いました。
「脱肛以外は自分でほとんどできてる。
この状態で施設に入るなんてもったいない」
全員が同じ想いでした。
でも、どうする?
「自分でできないものかね」
ある社員さんのポロっと言った言葉
これを聞いて、看護師さんに相談してくれた社員さん
で現場で実践してみると、、、いけんじゃね!?
てことで、介護職にて「本人が脱肛処置をできるようにアシストする」
というケアをスタート
すると、みるみる本人も慣れてきて、自力でできるようになりました。
さらに、それに伴って脱肛が飛び出さなくなっていき、状態はみるみる改善していきました。
施設入居がほぼ決まっていて、契約日が迫っていましたが、
ぼくは本人のおうちに出向いて、、、
「もはや脱肛の心配がなくなったので、おうちで暮らせると考えていますが、どうしたいとお考えですか」
「そうだね。まだまだ家の片づけもしたいし、家がいいね。」
契約日に、施設入居をお断りされました。
現時点ではさらに元気になり、今では買い物支援だけに入っています。
チームが同じ方向を向いているからこその事例です。
②自由人なおばあさま
進行性の難病を抱えるおばあ様
病状のことも本人はよくわかっておられます。
判断能力もしっかりお持ちの方
しかし、転倒することも多く、ケガが絶えません。
おうちの中で転ぶ、外で頭を強打する、、、
室内のガラスが割れて手を切る、、、
家族さんは心配なので、行動を制限したくなる。。
大切な家族、そう感じるのも当然といえます。
本人としては、病気が進行してしまえば、
今のように歩いて出かけることも叶わなくなる。
いつかそういう日がくることは、本人もわかっておられる。
ケガしても好きなことをしたい。
自由を愛する粋な人
行方不明になったこともありましたが、、、
この時は、全社員がいつの間にか集まっていました。
「休みだけど、駅に寄ったら探してみる」
「いま、時間できたからスーパー周辺行ってきます」
この人を応援したい!
社員さんの想いが同じだからこその行動だと感じました。
で、どうなったかというと、、、
携帯を忘れて、電車に乗って都心まで出かけていたようで、
夜19時にちゃっかり帰宅されていました(笑)
③さみしい想いをさせない
旦那さんを看取ったおうちで、自分も最期を迎えたい
お一人になったあと、ふさぎ込んだ時期もあったようですが、そこから立ち直り頑張っていこうとされていた矢先、ご自身のガンが悪化・・・
そうして一日複数回の訪問や、臨時対応ができるサービスが必要ということでご依頼をいただきました。
一人で暮らしている寂しさ、ガンが進行する不安、
ままならない身体に対する心配
どうしようもない気持ちから、緊急コールがひっきりなしに鳴りました。
夜中でも早朝でも、「きてくれませんか。。。」
正直しんどい、、という時もありました。
でも、辛いのは本人。
寂しい想いをさせないために、どうすればいい?
ぼくが言うまでもなく、社員さんが動いていました。
訪問スケジュールをこまめにしたり、滞在時間も時間を気にしなくていいようにしたり、調整してくれました。
滞在時も沢山お話を聞いたりしてくれていました。
関わりはじめは、サーモンの刺身、アジの開き、うどん、タンメンなど好きなもの食べてもいましたが、徐々に食べること飲むこともままならなくなり、、、
寂しくならないよう、こまめに訪問していましたが、
最期のときはやってきました。
訪問の隙間のときに、お一人で旅立たれました。
関係各所に連絡をし、ケアマネさん、死亡確認をする医師などが集まり始めますが、いるてと社員さんもいつの間にか全員集合。
休みの人も駆け付けていました。
みんなで涙を流し、想い出話をしました。
高齢者のお一人暮らし、ガンの末期、生活保護
孤独死を迎えてもおかしくない状況でしたが、
このように最期のときを、誰かに見送ってもらえるんだ。
いい仕事をしたな、、と感じる時間でした。
感動的な仕事をしよう
介護の仕事は、人と人の交流。
気持ちが通いあってこそ、やりがいも感動も感じられます。
ぼくたちは、そんな感動的な仕事をしたいのです。
そして、利用者さんが増えてきているなか、
仲間を増やしたいと考えています。
ぜひ、ご一緒しませんか~~!!
ということで、カイゴいるてと で仕事してみたい方。
ぜひご一報くださいませ。
ご連絡先メール(担当:前川)
info@iruteto.co.jp
0422-30-8022