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母校でお話しする機会をいただき色んな想い出が蘇ったので記録用に書きます
maemo atomoを一緒につくった井上と私の母校となる愛媛県立医療技術大学から学生及び教職員等を対象に特別講演の依頼をいただきました。
貴重な機会をつくってくださった恩師の今村先生、井上先生に感謝です。
そして母校での講演はとても楽しく当時の思い出も蘇り、原点に戻ることができる貴重な経験にもなりました。
▶️助産学生時代の思い出
入学当初はとにかく保健指導案の作成に追われていました。毎日放課後はみんなで図書館に行き参考図書や文献を印刷し、せっせと大量の指導案を作りました。次の日には提出して誰のここが良いなどと皆で見比べるので、上手な子の書き方なんかを参考にしながら頑張ったもんです。
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そしてイギダイの名物は大潮さんというオリジナル事例を妊娠期〜分娩期〜産後とサポートするロールプレイ授業。これすごく良くできていて本当にすごいんです。✍️
ランダムに役割が回って来るので自分自身が担当になったときを思う緊張で当時は楽しむ余裕は全くなかったですが、今思うとめちゃくちゃ楽しい授業でした。知識を持っているだけではダメでその知識をどう使っていくか、判断力や言葉のかけ方なども学べる授業でした。
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そしてその後始まった分娩介助練習、授業の前も後もみんなで頑張って練習してたな〜。「ふーうん、ふーうん」は助産学生なら絶対言ったことのある言葉!笑
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とにかく大好きな母校でここに入学して良かったと思っています。そして私自身の助産観の基礎は間違いなくここで誕生しました。🎂
▶️今回講演を企画してくださった経緯
助産師の存在は、妊娠中や産後に健康的なライフスタイルを身につけたり維持したり、必要な時に必要な人や、必要な手段、そして場所に妊婦さんや産後の方が辿り着くためにとても大切だと考えています。
そして助産師やその他の産前産後に関わる医療スタッフが、エビデンスに基づいた運動の情報を持つことは、間違った運動内容を提供しないためにも、安全のためにも重要なことであると思っています。
また身体の不調が起こることは当たり前ではなく、妊娠中や産後のあらゆる因子が原因で起こっている可能性があるということ、そのためにできるサポートや人が存在していることを少しでも多くの助産師さんに届けたいという思いを今村先生・井上先生にお話したことから始まりました。卒業生のそんな言葉にしっかり耳を傾けてくださった先生方には本当に感謝です。
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▶️講演の内容
・なぜmaemo atomoという会社を始めたのか
・maemo atomoがチャレンジしていること
・自身の研究テーマについて
・妊婦さんの特徴やアプローチの視点
・maemo atomo [Get redy for birth] イギダイ特別Verの実演
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90分とういう限られた時間で、講義と実技という盛りだくさんな内容だったので、細かなところまでは説明時間が足りず、もしかしたら助産学生さんには少し難しい内容に感じてしまった部分もあったかもしれません。
ただ会場に来て頂いた助産師さん方からは具体的な質問も頂き、助産学生さんからもこんなに妊婦さんも運動をして良いということを初めて知りました。などと感想をいただけました。
実際の運動指導という場面だけでなく、日々の助産ケアにも活かせる視点として、少しでも日頃の助産師業務に役立つことがあれば嬉しいです。
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▶️最後に
こちらは恩師から卒業の時に頂いた言葉です。
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学生だった当時の私は、今の自分自身になっている姿は全く想像もしていませんでした。起業をしたいと思っていたわけでもなく、臨床を離れたいと思っていたわけでもありませんでしたが、気が付けば解決したい課題を見つけて、仲間ができて、みんなで全力で走っていました。
まさに卒業時に先生が贈ってくださったように「こうなりたい」と思う道を歩んでいます。今回の講演は母校で実施させていただくという感慨深い出来事で、初心を思い出すきっかけにもなりました。これからも初心を忘れずに目の前のことに一つずつ向き合っていきたいと思います。