【海外記事】早く知りたかったUIデザイナーのリアル
今日はこちらの記事を読んでみたいと思います。
この春からデザイナーとして就職、という方もいらっしゃるかと思い、少しそれに合わせて海外の人たちの意見も聞いてみていけたらと思います。
本日もよろしくお願いいたします。
もっと早く知りたかったUIデザイナーのリアル
私は現在まで2年ほどUIデザインの仕事をしてきました。
まぁ、真剣に取り組んだのは数ヶ月だけで最初の1年ほどは遊んだりただ調べ物をしているだけでした。
それ以来、私は多くのことを学ぶことができました。
この学びには「デザインの技術について」と私が全く知らなかった「プロの現実」の両方がありましたが、本日は後者のほうの説明をしてきます。
・・・
UIデザイナーはクリエイティブじゃない(今のところ)
話を脱線して申し訳ありません。
少数のデザイナーだけがこの常識を克服する方法を思いつくでしょう。
そしてたとえ彼らが新しいデザインを作ろうとしても、多くの人がそんな常識に従わない彼らを引きずり下ろすでしょう。
あらゆるデザインが同じに見えて、恐らくこれまでに膨大な回数をこなされたUIデザインをあなたはまたデザインすることになるでしょう。
Webデザイナーはモバイルデザイナーよりも求められている
このことに気づいたときにショックを受けました。
その数自体がショックだったわけではなく、この事実に気づかなかった自分がいかに愚かだったかを痛感して落胆しました。
一般的なユーザーは毎日App Storeで新しいアプリをダウンロードしているわけではありません。月に3回以上行うとは思えません。
しかしウェブサイトは?我々はたいてい毎日新しいページを見に行くことでしょう。
私がこの記事を書いているのでさえウェブサイトのテキストエディターを使っており、アプリではありません。
またアプリを作るには潤沢な資金が必要ですが、ウェブサイトの場合は必ずしもそうとはなりません。
低コストで簡単にリリースでき、修正や改善の繰り返しもスムーズにできます。あなたはこのことを理解していたでしょうか?
エンジニアこそがビジネスの根幹であって、私たちではない
あなたは簡単にデザインのテンプレートを購入したり、一部をアウトソーシングすることができるでしょう。
しかし、独自の実装でデザインを作ることが必要な場合も出てくることでしょう。
コストカットを行う際に、デザイナーは外されてしまいます。
悲しいことにこれは多くの現場で起こっている事実です。
異なるデザインスタイルを学ぶことで、他の人よりも先を行くことができる
私はビジュアルデザイナーがいかにリスクを取らないかについて知っています。クリエイティブな人々は特定のスタイルから外れたデザインをしないように言われています。
なぜなら、過剰にクリエイティブであることはUIデザインキャリアをさらに前進させることになるからです。
グラフィックデザイナーやイラストレーターは独自のスタイルを持っています。
でもUIデザイナーたちはそういう人は少数です。異なるデザインスタイルをいかに自分の中に取り込むかを学んでください。
あらゆるUIデザイナーがニッチな分野に突き進んだりしているわけではないため、本当に簡単にあなたは業界の中で目立つことができます。
例えば、私は「ミニマムで凝縮的なデザインスタイル」をやめて、最近では「少しスキュモーフィズム的でフラットな」スタイルでデザインを行ったりしています。
私はもっと色んなスタイルを今後も取り入れていこうと思っています。
あらゆるクライアントがデザイナーに敬意を払ってくれるとは限らない
年配の方々はデザイナーを議論のテーブルにつかせることをさせない場合があります。
多くのクライアントが我々のことを一般的には高給取りではなく、単なるイメージを作る人間だと考えています。
まぁそれでも良いです。
あなたは、あなたを批判するような人たちと戦ってはいけません。
きちんと仕事をして、報酬をもらい、そういった人たちからは距離を取ってください。
あなたが考えるよりも稼ぐことができる
私は以前よりも多くのつながりを持つことができています。
そしてこれらのつながりから、UIデザイナーがどれくらい稼いでいるのかを知ることができるようになってきました。
1000ドルは基本的でスタンダードなWebサイトデザインの最低報酬で、この金額は私が昔MVP(検証目的の簡単な機能を備えたWebサービス)全体を作った際に請求した金額でした。
この時に1500ドル以上もの損失を被ったことになります。
このことはショックではありましたが、稼ぐためにはまず学ぶことが必要ということを理解しました。
多くの成功しているUIデザイナーは、15万ドル以上を一年間に稼いでいたりします。
これには驚きませんか?私はアメリカでさえただUIデザインを行うだけで年間に10万ドル以上を稼ぐことなどできないと考えていました。
感想:とにもかくにも自分の目で見て考えることが大切!
UIデザイナーのリアルが赤裸々に綴られている記事でした。単語は平易なもののちょっと英文が読みづらく、大胆に意訳している部分もありつつなのですが、かなり具体的にUIデザイナーという仕事の光と闇を語ってくれており、自分の考えにも近しいものを感じました。
前半部分の訳も抽象的でちょっとわかりづらかったのですが、要はUIデザイナーには過度な個性が求められていない、というような内容を語っていたのだと思います。この意見には私も同意です。自分が行っているデザイン勉強会でもそのようなことを以前も話していました。
デザイナーというと自分の感性で自由に美しいものを生み出すものと(デザイナーでない人ほど)考えられがちですが、特にUIデザイナーにおいてはエンジニアリングや設計者の側面が比較的強く、そのあたりのことは理解してもらいたいなぁと思う部分だったりしました。
また、コストカットの際にエンジニアよりもデザイナーが外されがちになるという内容も中々辛辣でしたが、これも事実のように感じます。
ただ、これも補足するなら「外見をキレイにするだけ」のデザイナーは確かにそうなのですが、逆にもっとものづくりの上流の抽象度の高い仕事や組織づくりなどができる人材であるならこういった流れには十分抗うことができると思います(ただもはやそういった人材はデザイナーという枠組みではくくれない人物かとも思うのですが)
とにもかくにも、読みづらいけど頑張って読んでみたら面白い記事だったなぁという感想でした。デザイナーでもアメリカなら2000万円近く稼げるとのことだったので、グローバルな視座で仕事に取り組むことは大事かもしれません。
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