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#7.人に頼るって難しいよね。頼れるようになった私のはなし

やっほー!メルケボッテ KANAです。
いつも読んでくれてありがとうございます!
FacebookとInstagramを始めまして、フォローしてくれて本当に嬉しいです。できればノートも英語で書けたらいいんですけど、、、ね、、、。
翻訳かけたとしても、チェックはしないといけないし、そのスキルがなく😭でも、ジーンにする時は、絶対英文もつけたい!!!
と夢を膨らませてます。笑

前回の記事も読んでくれると嬉しいです🧡
【気楽にいこうよ】#6


気楽にいこうよ。7
〜ヨーロッパで出会った私〜

人に頼られる私と人に頼れる私

英語ができないことがくれたギフトは、もうひとつある。
それは、人に頼ること。

これは、私の課題であった。人に頼ることがとにかく苦手。人に迷惑をかけたくない。

自分のことで人の時間を奪いたくない。

だけど、人に頼られることは好きで、よく相談に乗るタイプだった。
人に頼られて感謝されることに幸せを感じているのに
誰かを頼って感謝して幸せを与えることはできていない。

いつも、まだ大丈夫と1人で耐えて、ことが終わった後にヘラヘラしながら
実はこういうことがあったんだよね〜!まあネタネタ!って言うのかお決まりパターン。

だけど、本当に英語が話せなすぎて、人に頼るしかなくなった。
頼らざる得ない状況だった。

フォルケ滞在中、何度もあったプレゼンテーション。
何度もみんなの前で話さないといけない。

本当に修行だった。笑

でも私も、グループの役に立ちたくて、
アイディアだけは出そうとしたり
話す分担も平等にして台本作って読み込んだりと、
どうにか自分も同じだけの仕事量をこなそうと必死だった。

そうして何度かおこなってきたプレゼン。

最終プレゼンは、グループに分かれてエコビレッジデザインをした。
私のグループは、ベルギー人の友達と英語ペラペラ日本人の友達と私だった。
この2人には、本当に助けられた。

まずエコビレッジをデザインする前に
自分たちのことについて話をした。
自分が得意なこと、苦手なこと成長したいこと、このプレゼンを通して得たいこと、プレゼンするにあたってのガイドライン。
私は、英語が話せないことの不安を話した。って言っても3ヶ月の最後だから、みんな私が話せないことはわかってるんだけどね。

でも最初にこのことを話したから、私の心は軽かった。
ペラペラな日本人も、私が言いたいけど上手く言えないことを通訳して英語で伝えてくれた。

だからこのプレゼンの準備は、とっても楽しかった。
自分の思いが入れれる、苦手なことを受け入れてくれる、苦手なことをカバーしてくれる。
そのことが本当に本当に嬉しかった。

でも、ペラペラ日本人の友達はプレゼンを迎える前に日本に帰らなければならなかったの。

発表は、2人で行わなければならない。
2人で分担なんて、どんなに話さないといけないの〜。私は、平等に半分半分話さないといけないと思ってて、本当に不安だった。
怖かった。やりたくなかった。

日本語だったら、自信のあることなのに、こんなに怖くてやりたくないことが悔しかった。
自分が嫌になった。

私は、そんな気持ちをベルギー人の友達に話そうと思った。
私が「プレゼンなんだけど、私英語下手くそじゃん、それで、、、でも、、、話さなきゃいけないじゃん、、、」って言った時点でその友達は言った。
「かなは苦手なことかもしれないけど、私にとってはなんてこともないことだよ!だから、かなが話せるところを話せばいいよ!半分話さなくてもいいよ!」と即答。

泣泣泣

平等でなくてもいい。
得意なことをやればいい。

それを教えてくれた、友達。

実際に発表は、ベルギー人の友達が8割。私が話したのは2割だった。

でも、私の心は軽かった。
いつもなら、私って役立たずだ。2割しかできてないって落ち込んだとおもう。

けど、今回はそうじゃない。
私の仲間が、私の苦手なことをカバーしてくれただけ。私もちゃんとグループの一部だと胸を張れた。

このことから、人に頼ることがどんどんできるようになっていった。
今までの人生もたくさん人には助けてもらっていたけど、
自分から助けて〜って声を上げることはなかなかできなかった。
フォルケホイスコーレの中で、何度も自分から「助けて〜」とヘルプを出す練習をした。
そして、みんなが私を助けてくれた。

コペンハーゲンに引越してからも、私はヘルプを出すことが継続できていた。
コペンハーゲンで出会った友達と大学時代に出会った友達が会う機会があったのだが、
2人の私に対する印象が全く違った。

大学時代の友達は、なかなか助けを求められない私しか知らなくて、
コペンハーゲンの友達は、ヘルプを出せる私しか知らない。
2人の私に対する印象がおもしろかった。

わたし、ちょっと変われたんだ。
これも、英語ができなかったことによるギフト
素敵な友達に恵まれて、助けてくれたからできたこと。

最後に...

この出来事を大学時代の友達に話したら、「かなが頼れる人がいてよかった」とわんわん泣いてくれました。私は、本当に人に恵まれていて、泣いてくれるぐらい思ってくれる友達がいました。なのにずっと頑なに、ヘルプが出せない自分でした。時々、その自分に戻りそうになります。オランダでワークアウェイしてた時も「これは、2人でやった方が上手くいくでしょ?手伝ってって言えばいいんだよ」と何回か言われました。あぁ、また私1人でなんとかしようとしてたよって。
人に頼ることは悪いことではない。わかっているのに何故か頑張っちゃうのって強がりだよね〜。でもこれは私だけじゃなくて、共感してくれる人もいるんじゃないでしょうか?少しだけ、助けて〜手伝って〜甘えさせて〜って言ってみても良いかも。
私はいつでもみんなの力になりたいし、私もみんなに手伝って欲しいよ!いつもありがとう!


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