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「好き」かどうか、わからなくなった

ふと気づけば、5月ももう終わりが近づいてきましたね。
最近は曇りや雨の日が続いて、もう梅雨の季節なのねとも思ったり。

昨日買い物で最寄り駅の近くまで行ったので、駅員さんに定期券の払い戻しについて尋ねてみました。
定期券を自腹で購入していて1ヶ月以上使っておらず、もうすぐ期限が切れるというところだったので・・・。

履歴をみると、どうやら最後に使ったのは4月8日だそう。

そうだ、緊急事態宣言が出された翌日に一度出勤して、それが最後だったんだ。1ヶ月どころじゃなく、2ヶ月近く家付近から離れず生きていたことに驚きました。(無事に払い戻しの手続きはできました)

そんな長い期間引きこもっていたら、そりゃ考えもあっちこっちに行ってしまうわな、と少し自分を慰めてあげながら、最近思っていたことをつらつら書いてみます。


練習が驚くほど気が重い


最近ずっと引っかかっていたのはこれでした。

私は毎日インスタグラムに動画をアップしているので、「毎日さぞ頑張ってダンスに打ち込んでいるのだろう」と思ってくださっている方もいるかもしれないのですが、私はそこまで自分をしっかり律することができる強い人間ではありません。。

時間を持て余している今、やれるだけ練習を目一杯やろう!

そんな風に意気込んでいた時期もそう長くは続きませんでした。
段々一人で黙々アイソレやヒット練をするのが辛くなり、本を読んだり、オンライン英会話をしたり、片付けをしたり、メルカリで物を売ったり、料理をしたり、映画を観たり、ダンス以外のことを一通りやっていたら夜になる。

「ああ、今日も練習できていない・・・」

そんな自分を責めて、余計気が重くなって、次の日も同じことの繰り返し。
これでは一向にスキルなど身につかないと分かっていながらも、鏡の前で練習しても全く集中力がもたないのです。
レッスン以外に合計2時間鏡の前に立ったらかなりいい方だと思います。
以前は音にのってフリーで動いていたら気づいたら2時間経ってた、なんてこともあったのですが、最近は全くなくなってしまいました。

私は本当に、ダンスが好きなのだろうか・・・・?

そんな風に思って悩むようになりました。

なぜダンスが好きなのか

本当に好きだったら、時間を忘れるくらい没頭してしまうものではないか。
ダンスもダメなら私が没頭できる、夢中になれることってなんだろう…

今後やりたいことは明確になってきていて、それに対する具体的な行動方針も書き出したりしていたのに、根幹部分が揺らぎかねないと思ったので、頭の中を洗いざらい紙に書き出すことにしました。

書き出すときに使ったのがこちら。


・OODAループ 

今検索してみてこの方のnoteが端的で分かりやすかったので、引用させていただきました。

【書き出し方法】
・「メモの魔力」/前田裕二 著

PDCAサイクルをやろうと思ったのですが、いつも計画だけ一丁前に練ったら満足して終わることを学生時代から何度も繰り返してきたので、直感行動タイプの私にはOODAループの方が向いてそうだと思ってこちらにしました。

そしてノートの書き方は、かの有名な「メモの魔力」方式。最近ダンス以外でも気づいたことをメモする時は、だいたいこの形式で書いています。

今回OODAループに忠実に行ったわけではなく、あくまで考え方の参考として使わせてもらったという感じですが、ノート20ページ分くらい書き出してみて、色々気づいたことがあります。

それは至極当たり前のことでした。


楽しいのはいつだって誰かの前で踊るときだった


自分が好きな人とコラボレーションをして仕事をしたい、その軸はずっと変わりませんが、そもそも私はなぜダンスが好きなのか?どんなところが好きなのか?

私が書き出したのはこんなことでした。

・ダンスを通じて人とのコミュニケーションの和が広がるところ
・好きな音楽にのって自然と体を動かす楽しみを分かちあえるところ
・観る人から「楽しかった」「面白かった」「癒された」などのリアクションがもらえたら嬉しいから


などなど。
そこで気づいたのです。これは全部一人では完結しないことだと。

それは家にいて練習することに楽しみを見出せないはずでした。

もちろん、そういうダンサーの方もいると思います。一人家で踊っているときも楽しいと思える方。それはすごくうらやましいことですが、私は今はそう思えません。

でもきっとダンスに関わる多くの人が、本番に人前で踊るとき・誰かとセッションするときなど、自分以外の誰かがいて踊る場面で一番楽しいと思っていると思います。

改めて、ものすごく当たり前のことを何を真剣に語っているのだと思われるかもしれないのですが・・・

私はそんな当たり前のことすらも忘れ、

「日々の練習に楽しみを見出せない=ダンスが好きではないのではないか」

と思っていたのです。

論理の飛躍がとんでもないことになっています。

スポーツ選手だって、いくらそのスポーツを愛していても練習は楽しいことばかりではなく、むしろ辛いことの連続なはず。何を甘ったれたことを言っていたんだ私は、と自分に驚きました。

元々アニメーションダンスは一人で家で黙々できる自主練向きのジャンルですし、日々のオンラインの授業にもさすがに慣れましたが、とはいえ今まで以上に孤独に練習している感が否めません。。

人に会って誰かと同じ空間で踊れるようになったら、また心から楽しい!と思える日が来る。
そう信じて、今は筋トレと同じテンションで割り切ってダンスの練習をしようと思うようになりました。

そんな思考の凝り固まりにも気づけたので、ノートに書き出したのはいい頭のほぐしになりました。

一人グルグル考えが巡ってしまっている方がいたら、(私ほどひどくはないにせよ)もしかしたら論理の飛躍が起きているかもしれないので、紙に書き出したりしみてくださいね。

ということで、ひどく個人的で次元の低い話で申し訳なかったのですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

自分でこのnoteを読み返して、初心を思い出しました。

また書きます。



maekon

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