20分後に42%忘れてしまうから。
よく言う話ではありますが、「レスポンスはスピードがすべて」という話です。
なぜレスポンスが早いのが大事なの?正確性は?間違ったらどーすんの?というツッコミはありそうですし、それに対する話というものも色々あると思うのですが、ぼくがスピードが大事だと思うのは「一番HOTなときに対応した方が結局時間がかからなくて済む」という理由によると思っています。
「ちょっと待って」と思っている間に相手は冷めていく
ぼくの仕事だとよくあるのが「これってどういうことなんですか?」とか、「これで困ってるのでどうにかしたくて、、」とか、様々な連絡があったりします。
こういう連絡がLINEであったりしていると、「ちゃんと調べてから返信したらいいやー」ってなりがちだったり、「ちょっと都合悪いからあとで返そうー」となりがちなのですが、ぼくの場合出来るだけ早く返すようには意識してます。(できないときもありますけど💦)
LINEを送った人間の気持ちで考えると、もちろん理屈では「相手の都合もあるだろうし、今すぐレスポンスが欲しい話でもないからLINEにしとこう(緊急であれば電話なり会いに行くなりする)」と思っているはずです。
しかし、聞いたその瞬間が一番ホットなわけで、それからだいぶ時間がかかって返っててくると、最悪「あー、それもういいや」という話になってしまいます。
エビングハウスの忘却曲線
「エビングハウスの忘却曲線」というものを聞いたことがある人もいるかと思います。
これ、要は「人間はどんどん忘れるんだよー」って話なのですが、その忘れるスピードたるや、なんと「20分後には42%忘れる」のです!
(1日後には67%…)
これからも分かると思うのですが、「あとで返せばいいやー」と思っていると、そのときには「そもそもなんでコレ聞いたんだっけ。。」となっている可能性すらあります。
ぼくは10秒で100%なこともorz
てか、正直言いますがぼくがかなりそれで、「これやらなきゃ!」って思いついたことがあったとしても、ぶっちゃけ10秒後に忘れてるとかあります。バカですorz
なので、ぼくの場合はTo Doを思いついたときにその場で携帯のカレンダーに入力するようにしています。(チャリ漕いでるときがよくそれがある)
相手と感情の波を合わせる
ちょっとそれましたが、そういうことなのでメールの開封やLINEのチェックは出来るだけ来た瞬間にするようにします。そうじゃないと相手と感情のレベルが変わってしまうので。
例えばですが、Aさんから「このお店めっちゃ美味しかったよー!」という連絡が来ていたときに、それをBさんが1日後に開封したとします。
そうすると、Aさんとしては一番ホットなのはその連絡をした瞬間ですが、Bさんは1日後に開封した瞬間が一番ホットなわけです。
Bさんから「うわー美味しそう!どんな味だった?!」と興奮した返信があっても、そのときにAさんはすっかり熱が冷めてしまって、「あーサッパリ系かな?」という、なんだか冷めた返信をしてしまい、Bさんとしても「あ、そんな感じ?」みたいになる、、かもしれません。
上は極端な例でしたが、要はキャッチボールが遅いといちいち記憶や感情が低下するため、二人の山がずれてしまうとその分めんどうが多いわけです。
良いコミュニケーションをとるために
「全部のことに即断即決即行動!!!」とやれ、というわけではないのですし、時間管理はなんとなくではなくきちんとやるべきです。
(以前そんなブログ書いてました↓)
ただ、相手の感情に合わせてあげた方が単純に喜ばれるし、あとあとのロスカットにもつながると思います。
20分後には42%忘れてしまっているわけですから、5分以内に返すイメージで動いた方が、結果として良いコミュニケーションになるんじゃないでしょうか。