とりあえずやることの重要性
先日こんなブログを発見しました。
正直、これでネタは上がってしまいました。ちゃんちゃん。
※要は、「”好きを仕事に”とはよく言うけど、そもそも好きなことってなくて、やっていくうちに好きになることの方が多いから、とりあえずやってみて考えたら?」って話です。
ただ、一歩踏み込みたいと思うのが、「じゃあ好きなことかわからないけどやってみよう!」と言ったときに、ほぼ確実に「それ辞めときなよ」という声や「あいつバカなんじゃねーの」という批判があったりします。
これらの声って二種類あって、経験や何かしらの裏打ちから来る「予想される事実」であろう、という話と、こちらが大多数ですが「食わず嫌い」から来る意見が多いので、大して気にしなくていいよ、という話です。
ここを掘りたいと思います。
知らないことに不安はつきもの
最近よく「挑戦しよう!」とは言われますが、思わずためらってしまう、そして批判が出てくる理由の一つに
「やったことがないことへの不安」
というものがあります。これめっちゃ。
食わず嫌い、という言葉がありますが、食べ物で考えると分かりやすいと思います。
たとえば「今日はハトシを食べよう!」と言ったとき、たいていの人が「は?ポケモン?」となると思います。なるよね?
ハトシは長崎の名物で、エビカツパンを揚げたものなのですが、知ってる人は知ってると思いますがすんげー美味しいのです。
居酒屋とかでも頼めるんですが、これ食べながらビールとか飲んだ日には。。いかんいかんめっちゃビール飲みたくなってきた(そっち)
それを「ハトシね…」と反応した後に「えーめっちゃいいよー絶対行こうよー!」とゴリ押しされてくると、「知らんって言ってますがな!怖!!」となってしまいます。
ここで必要なのは「まずハトシとはどんなものなのか?」という情報が必要で、これが上手に説明できなかったり、「あ、エビはアレルギーなんす」ということが分かると、そもそもそのあとに進みません。
そして、実際食べてみてどう感じるか、という経験があることで、「色々聞いたし言われてるけど、自分はそうでもなかった。。」という話や、「信じられないくらいウマーイ!!」ということが分かってきます。
こういう、情報と経験があってはじめて人は安心できたり色々感じられるんですが、、、これ、料理だからまだ説明しやすいんですよね。
情報で類推できないものは結局経験するしかない
これがたとえばTwitterとかになると、「Twitterってどんなもん?」と聞かれても、「SNSで140字を上限につぶやくツイートってのが出来て、知らない人と繋がれて…」とか言っても、むしろ単純にアヤシさ全開になります。
(とりあえずやったらわかるよ、とは言われますよね)
ご飯はすでに類似するものを色々食べたことがあるので、何となく類推できるんですが、新しいサービスなどになってくると類推ができず、情報を集めてもむしろネガティブになりやすいので、結局やってみないと分からない、という結論になるのです。
ただ、猫が行ったことない土地では匂いを嗅ぎまくってなかなか居座ろうとしないように、人間は基本的に新しいものは怖いので、場合によっては「新しい」というだけで批判の対象になってしまうのです。
慣性の法則が働いている
ぼくのイメージとしては「慣性の法則」がマッチしていて、この法則って「万物は現状を維持したがる」というものです。つまり、止まっているものは動きたくないし、動いているものは動き続けた方が楽なのです。
だから、一回動き始めてしまえば、あとは動くのが楽になりますし、このご時世新しいものが次から次へと出てくるので、結局は動くこと=やったことがないことをやってみることに慣れていた方が楽だとは思います。
とはいえ結局止まっている人は止まり続けるという慣性の法則が働いているので、動かないことを正当化するための意見を出すのは万物の法則的にしょうがないところ。
と思って、動いてみたときの周りの声っていうのはそこまで気にしなくていいんじゃないかなーと思います。
そもそも、批判してくる人ってたいてい経験したことなく批判してくる人が多数派だと思うので。
結局はバランス(何度目)
とはいえ、そういう理屈で変な方向への成長を助長する人もいたりするので、そのあたりは結局バランス感覚が大事、というのは申し添えマス。
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