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雨が降った日に傘が売れない仕事
「は?」って仕事なのです。それ。
「や、大事なときに提供してくれないってなんでやねん」と。
気持ちは分かります、売る側もホントは雨が降ってるから「降ってるよ!濡れちゃうよ!」と言いながら傘を売った方が楽なんですもん。
むしろ、雨が降ってるときには「ごめん、、傘あるんだけど、今日は売ったらダメなんですよ。。」と言わないといけない売る側の気持ちは辛いもんがあるレベル。
っていう仕事です、保険屋さん。
具体的に言うと、
・がんになった人はがん保険に入れない
・入院してる人は医療保険に入れない
・うつになったりするとしばらく保険に入れない
などなど。
もちろん、金融商品としての特徴も色々と持っているので、一概に「保障」という機能のみにフォーカスするものではないんですが、、、基本はそこ。
難しいのが、ただでさえ金融の仕事ってなんとなく嫌煙されるところがあるなかで、
命とか生き方の話をしないといけない上に、
見えない商材ってこともあって業界のイメージが悪いことも、
話を聞いてもらえないことに拍車をかけます。
たいていの場合
「健康だから問題ないよ!」と言われたり、
「もう入ってるからいいよ!」と言われるのですが、
そもそも健康じゃなくなったときのことを考える話なわけだし、
何か入っときゃ別にいい、ってわけでもないのです。
ってことで一生懸命話すけど、
まず「こいつの話は聞こう」って思ってもらえる信頼があるかどうか、
そして「聞くに足る」と思われるだけの情報を持っているかどうか、にかかってきます。
いずれにせよ、生半可な知識や人間力では淘汰されて当然の業界で、何かしらの覚悟や情熱がなければ長くはやってられないので、「死ぬまでこの業界に関わる」と腹は括ってます。
という、最近頂いたご意見に関する、ちょっとしたアンサーでございました。
老人と海に学んでいきます。
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