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インドネシアMBA 合格から入学まで Part 3. VISA手続に必要な書類① パスポートの期限前更新をする

VISAの申請にはパスポートの残存期間が1年半以上という国が多いです。
それに加え、インドネシアでは入国VISA以外に居住許可証(KITAS)のことも考えておかないといけません

KITASは入国後に申請するものですが、KITASに必要なパスポート残存期間は1年半ではないのです。
例えば、私は2年間の留学なので2年間のKITASを申請する可能性が高く、そうなると36か月(3年)の残存期間がないといけません

ということで、2年8か月の残存期間がある私もパスポートを更新しておくことにしました。

1.期間が残っているのに更新する人の書類

1年以上残存期間が残っているのに更新を希望する人は、通常の申請書に加えなぜ更新が必要なのか説明する書類「事前説明書兼確認書」を出さなければなりません。
1年未満の人は不要です。

神奈川県のフォーム

私はテンプレートの他に、入学許可証として2枚の紙を用意し万全の体制で乗り込みました(と思い込んでいました)。

2.神奈川県パスポートセンターにいく

在宅勤務を15時でいったん切り上げ、みなとみらい駅徒歩5分のパスポートセンターへ向かいます。

激混みです。まずは①番窓口で整理券をもらうように指示があったため、①番窓口に行くと、なんだか異様に長い列ができています。30人以上整理券をもらうだけのために並んでいます。
コロナあけで海外旅行に行こうとパスポートを取りに行く人が多いのでしょうか。

16時前に並んだのですが、担当者が一人しかおらず遅々として進みません。そのうち列はさらに伸びていき、入口のドアを抜け、その先の廊下まで続いているようです。
どうやら、整理券を渡す前に書類がそろっているかとか、記載もれがないかの確認をしていて、時間がかかっているのが垣間見えました。
これ絶対に閉店の16:45までに整理券もらえないでしょ、整理券配りの窓口が明らかにボトルネックになっているよ!!と誰しもが思っていたら、そこは事務処理能力の高さに定評のある日本の公務員です。
すかさず1人増強し2窓口体制にすると同時に、列も2列で並ぶように修正して、あっと言うまに列は短くなるは、進みも早くなるはで、皆さんのストレスは一気に軽減しました。

更には、「16:45を過ぎても最後まで受け付けますので大丈夫です!」という、まさに皆が聞きたがっていた一言まで言っていただき不安はすっかり解消
日本って本当に素晴らしい国ですね。公務員がサービスのための自ら残業を厭わない国なんて多分他にないですよ。

無事整理券をもらったのが16:30。整理券の順番331番が回ってきたのは17:15でした。

3.出直しとなる

ウェブサイトの説明では、裏付け資料は大学からの入学許可証と書いてありましたので、バッチリだと思っていました。

ところが、私の場合はそれでは足りないのだそうです。
留学期間が2年の予定で、パスポートの残存期間が2年8ヶ月あるなら足りるでしょ、というロジックです。

いや、Study permitと入国VISAだけなら、残存期間1年半でいいんです。問題はKITASなんですよ。居住許可証です。2年のKITASを取るには、残存期間3年以上のパスポートがいるのです。
と説明したところ、そのことが書いてある書類を提出しろと言うのです。

私は少し心配になりました。
私はインドネシア駐在経験があるから知っていたけど、KITASなんて普通の人は知らないし、KITASが何かを説明する書類とか、KITASはなぜ2年なのかとか、2年のKITASに3年の残存期間が必要という入国管理法などの法的根拠を示せとか次々と言ってきそうな気がしたのです。
そこまでくるとインドネシア語資料しかないし、そもそも外国の法律を根拠に物事を決めようとしている時点で無理筋なんです。

こんなやり取りをしていたら、あと3回は出し直しをさせられそうで、そのたびに休みを取らないといけなくなります。

なので、いやな奴だと思われたでしょうが、2年のKITASを取るには3年の残存期間が必要と書いてある紙だけあればいいんですねと何度も念押しし、紙に必要書類の定義を書いてもらいました。
受付の方もだんだんと心配になったようで、奥のスペースに行き上司の方に確認していただいて、ようやく完了です。

その他の欄の赤字の文章が追記いただいた追加資料の定義

4.出直して無事受付完了

再来の紙を持っていれば、もう整理券をもらう長蛇の列に並ぶ必要はなく、再来窓口に行けば受け付けてもらえます。
9:00前に行ったところ、受理窓口はもう空いてました。
申請窓口は9:00のチャイムと同時に開き、受け付けてくれます。
客は5人くらいしかいなかったです。

追加書類を提出し、更に「事前説明書兼確認書」に2年のKITASを申請するため、留学期間2年に加え1年分の残存期間が必要と手書きで追記するよう指示があり、その場で書き足したところ受け付けられました。

追加提出した書類: 7. A color scan of valid Passportの3ポチ目

5/16(火)に申請し、受け取りは5/23(火)以降となりました。

5.新パスポート受理

受理してきました。
やはり申請と同じように整理券をもらうのに並び、その時に書類に不備がないかチェックを受けます。
不備は少ないものと思われ、サクサク進むので列も短いです。

整理番号をもらってから30人くらい待って受理です。19時の閉店時間は15分ほどオーバーしていました。

古いパスポートに穴を開けられ、新しいパスポートとともに渡してもらいます。
古いパスポートがTR始まり、新パスポートはTT始まりになっていました。

次は、もっと苦戦中のHearth Certificate (健康診断書)についての話を書きます。

続く

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