南東スラウェシ州の旅 6日目 宿で1日すごす
記事はお休みする予定でしたが、なんだかんだありましたので、短めに投稿します。
オンライン授業は9:00-16:30。弱い電波と初めてのメンバー、先生とのやりとりに苦戦し、とてもストレスの溜まる1日だった。
そんなオンライン授業からオンライン家族会議に気持ちを切り替えるため、近くのレストランで豪華な定食を食べ、帰り道でおしゃれなケーキ屋さんに寄りケーキを2つ買った。
豪華な定食
南スラウェシ名物のソプ•ソウダラと、鯛のお頭付き塩焼き定食1050円
ソプ•ソウダラとは、牛肉のココナッツテイストのスープで、料理のジャンルとしては本来ソプではなくソトかと思う。
スープが濁っていて煮込み系だからだ。
ソプと名乗るからには、透明感のあるコンソメ系のスープでないといけない(諸説を参考にしたウダ説です)。
ソウダラはよく兄弟と訳されるが、ちょっと違う。
日本のような二等親にあたる文字通りの兄弟より範囲が広く、ヤクザの兄弟分のように親友までソウダラに入る。
昔CMで故笹川会長が「人類みな兄弟」と言っていたのは、まさにソウダラ的な概念。
なので、この店の英語名はGoogle mapでFamily restaurantとなっている。ソウダラを家族と訳したのだろう。
魚はカカップという種類で、日本の鯛はカカップ•メラ=赤い鯛になる。カカップは赤くない鯛だ。
おじさんは出刃包丁を取り出すと、頭からパッカリと割り背開きにして炭火で焼いてくれる。
大変美味しゅうございました (岸朝子さん風)。
食後のケーキとコーヒーを買う
宿の近くに、掃き溜めに鶴とはこのことかと思わずにはいられない、場違いに洒落た雰囲気のケーキ屋さんがある。
オンライン家族会に備え、コーヒーとケーキを購入した。
日本のケーキ屋さんみたいで驚きましたと褒めたら、日本のケーキは憧れで、レシピを見たり店の画像を見て参考にしていると言っていた。
材料がなかなか手に入らず苦労しているらしい。
聞くと、スラバヤにあるパティシエ学校で学んだとのことで、今は学費も高くなり今なら無理かもと言っていた。
彼女が学んだのは15年前で、かなり先見の明があったと思う。
こんな地方都市で高いケーキなんて売れるか心配だったけど、遠くから買いに来てくれるお客様も増えてきて、なんとかやれているとのことだ。良かった。
ちなみに彼女は英語ができるので、会話は英語メインのインドネシア語混じり。
店の裏に潜んでいた?ご両親も現れ、ブトン島の温泉話をした。なんと温泉好きだったのだ。ご両親との会話は100パーセントインドネシア語。
今日は日曜日。
人々は週末の最後を楽しんでいるのだろうか。港の広場の方からカラオケを楽しむ歌声が聞こえる。
明日の朝の船でバウバウを離れスラウェシ島のクンダリへ戻ろうかと思っている。
旅もいよいよ折り返しだ。