タツヤ

貰った優しさを振り撒く。

タツヤ

貰った優しさを振り撒く。

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無力

人間それぞれ違う前提を持っている。例えば1日に2回風呂に入るのが普通の人もいるし、1日6食が最低限のボディビルダーもいる。そんな前提の違いは笑いに出るという意見をネットのどこかで拾った。なんだやねんというお笑いの決まり文句があるように、人はちょっとした価値観の違いを笑いにする。俺の周りでも試験に落ちることをネタにしてやばーとかうっすい会話を広げる奴らがいる。それも試験は基本受かると言う前提があるからである。まあ試験に落ちる前提な俺もどうかと思うが。最近面白いなと思うのが、人間

    • 同調

      なんとなく人生を一回振り返る、そんな年齢になってしまったタツヤである。周りはまだまだ大学生だが、高校の同級生なんかはもう就活を終えて卒論とゼミ以外は新しく始まる社会人としての人生に備えている。いや俺はこのままでいいのか?俺が毎日学校で耳に入らない授業を聞いている間にみんなはもう東京の上位私大のネームバリューを使っていい企業に入っているんだろ?マジかよ。俺ももしかしてそんな世界線があった?あの時親にどうしてもと頼んだ方が良かったのか?正直そこまで、いや特に志望でもなかったからそ

      • 嘘をついた話

        俺が小5の時。当時の俺は中学受験勉強をしていたためまぁ学校では1番頭が良かった。けど実際はサッカーとか野球とかメジャースポーツを習ってる奴らの方がかっこいいって思ってたから勉強アピールはしなかった。かっこ悪いし。でもテストは1番最初に終わるし、点数はいいしでみんななんとなくタツヤは頭が良いというのがみんなのイメージだったらしい。そんな俺は一時すごく仲がいいサッカー習ってる奴がいた。そいつとコント作って宿泊学習で発表したら、逆に笑わないドッキリを仕掛けられたのもいい思い出である

        • ロックンロール

          KPOPが世間を席巻し、ジャニーズ崩れが口だけのヒップホップを歌い、都合のいい女を語る邦楽が人々のソウルミュージックになりつつある今の時代に、再びロックンロールの波が訪れようとしている。オアシス(オエーシス)の再結成である。自分のライブをサボりそして自分以外のメンバーが困りながらライブしている様子を眺めたり(リアム)、ツアー中に喧嘩騒動を起こして逮捕されライブができなくなったり(主にリアム)と、まさに自由気ままに生きているのにバンドが生み出す歌はどのバンドよりも優しく、そして

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          勉強

          世界は果てしないなと感じたエピソードがあって、ハーバード大学の研究員となんと知り合いになった。その人がもし留学したくなったら言ってよ、口聞くからさと言われ、まじ?と思った。世界有数の大学に俺行こうと思えば行けるの?現実かこれ?という感じである。しかもその人は台湾人なのに日本の学会に参加しているのである。すごい。学習に対する意欲が恐ろしい。しかし、世の中頭がいいと言われているという人間は大体意欲がすごいものであると実感した。環境とかを言い訳にする人が多いが、大抵の場合学習意欲が

          俺の人生?

          当たり前だが、自分の人生は自分にしか生きれない。どんなに精神を病んで苦しんでいる人がいたとしても、そいつの苦しみはそいつにしか理解し得ないものだし、生きるか死ぬかはそいつ次第だ。最近マイノリティに対して優しくしすぎて色々めんどくだくなってきている私だが、もう考えすぎるのをやめた。 ゲイの友達 俺は変な奴が好きだから、実在しないと思っていたゲイが目の前にいたら仲良くしたいに決まっている。そんな俺に問題が生じた。多分向こうが意識し始めている。やめてくれ。俺は別にモテないけどゲ

          俺の人生?

          アントラーズ2024前半戦レビュー

          鹿島アントラーズ。俺たちの誇りである。新興集団ヴィッセル神戸に衝撃の敗戦から早一年と少し。前年度Jリーグ王者神戸へのリベンジと国立決戦にてACL準優勝、2年前のチャンピオン横浜F・マリノスに圧巻の逆転勝利。そして首位町田ゼルビアに勝ち点で並んだ。まだシーズンは長いが、ここ数年で最も強さを感じるチームになった。そんな鹿島アントラーズは何が変わったのか。主なポイントは3つ。柴崎岳キャプテン、選手の入れ替え、新しい風である。 柴崎岳キャプテンは大きな存在だ。シーズン前の怪我により戦

          アントラーズ2024前半戦レビュー

          いろんなものがリアルタイムでわかる今、一向に解き明かされないものがある。死についてである。研究してはいるのだろうけど、そもそも死んだ人が帰ってきたというのが約2000年前のイエスキリストしかいないのだから研究しようがない。何なら神の子だし,人間に当てはまらない可能性が高い。では死ぬとは何なのだろうか。旅立ちとか、いろんな言い方することが多いけど、最近救いの手のような気がしてきた。別に俺が今死にたいわけではないけど、今あるめんどくさいこととか死んだら全部やらなくていいと考えると

          名前

          俺は本当にタツヤなのだろうか。あだ名とか、究極本名だって人が勝手に名付けたものであって、俺という存在はもっとふさわしい名前があるのではないかと高校一年の時考えていたのを同級生のインスタを見て思い出した。今思えば本当に高一が考えている内容ではなくて笑ってしまう。この後に何を書いたかというと、なんかそれはクラスの翔太くんも同じだし、あかりちゃんも同じであって、みんなそれぞれもっとふさわしい名前があるはずだけどそれに気づかないままそれぞれの名前という名のきいぐるみを履いて人生を送っ

          変化

          昔ドラマで見た俳優が死んだり、見てたYouTuberが結婚したり、好きだったサッカー選手が引退したり、俺たちは止まらない時の中に生きているなと感じることが多くなってきた今日この頃である。 変化を恐れない人間、逆に変化を恐れる人間といるがその違いはなんなのだろう。俺は前者側で、たとえば久しぶりに会った一重の女の子がぱっちり二重になったらどうしても突っ込みたくなってしまうし、裏でくすくす笑ってしまう、そんな人間だ。変化を嫌う俺は自己肯定感が低いから確実に楽しい過去の思い出に縋って

          うんこ奮闘記②

          あれは高校三年生の初夏。学校から帰る夜のことだった。俺の学校では主に2通りの帰宅方法がある。バスと徒歩である。徒歩は2.5kmで勾配が結構きついが、バスの運賃を俺の母はくれなかったし、タツヤの家庭ではお小遣い制度がなく、イベントのたびに支給のため、バス代に割り振ることもできなかった。そのためどんなに天候がきつい日でもタツヤは基本歩いて最寄り駅まで往復していた。そんなある日。午後五時ごろから八時まで集中して自習をし、同じクラスの友達とヘロヘロになって帰った時に事件が起きる。校門

          うんこ奮闘記②

          大人

          最近のガキは本当にすごい。プチプラで大学生よりおしゃれしている中高生の多いこと。俺が中高生の時なんかジャージと制服とパジャマ以外の服がなかったからたまに友達と遊ぼうとかなると親が服を俺に貸すレベルで服を持っていなかった。昔と違って大人が何をしているのかがSNSとかで見えやすい時代になった今、人生という名のビデオが早送りで流れている感覚が俺の中にある。昔なら、小学生は公園とか人の家で遊んで、中学生で寄り道を覚えて、高校で友達だけで少し遠出してみたいな道筋があったが、今ではこの過

          私の娘は重度の先天性疾患である。10年前は特別支援学校に通えて、色んな思い出を残した。授業参観だったり、修学旅行だったり。病院と家しか知らない娘が初めて遊園地に足を入れた時の彼女のあの目の輝きを忘れない。私自身、娘の病気を知ってからそういった「普通」なんて味わうことはないと思っていたから本当に幸せだった。そんな彼女ももう22歳。普通なら就職をしている時期である。未だ世間一般的な22歳と比べている時点で、私自身まだ昔封印したと思っていた感情を捨てきれていないのが丸見えであると考

          式辞の最初に使えそうな季節の表現を考えられるだけ考える 春夏編

          春長かった冬にも終わりの兆しが見えはじめ、道路の端に咲くたんぽぽに春の訪れを感じる季節となりました。 長かった冬にも終わりの兆しが見え始め、外を出るとほのかに感じる梅の花の香りに心を踊らせる季節がやってきました。 三寒四温とはまさにこのことで、凍てつく寒さと穏やかな陽気の繰り返しに苦労しつつも、新たな人生の始まりに心躍らせる日々がやってきました。 外で見られる今にも咲かんとする花の蕾の命の力強さに新しく訪れる季節の美しさを感じる今日この頃であります 私たちを祝福するか

          式辞の最初に使えそうな季節の表現を考えられるだけ考える 春夏編

          水族館

          俺はしょうた。水族館で働く28歳の独身だ。地方の小さな水族館に勤めてはや2年になる。釣りが好きな親の影響で色々な魚を見ていくうちにこの世界にのめり込んでしまった。危なかったがなんとか大学の海洋学部を卒業し、水産会社の研究員として働き出したものの何か違和感を感じ、というかそもそも勉強好きじゃ無い俺がずっと研究なんて無理で、たまたま応募が出ていた地元から少し離れた水族館に募集がかかっていたので応募したところ海洋学部の肩書きが強かったのか無事に合格、今に至る。ここの仕事は楽しい。俺

          次に流行りそうなSNS

          bereal の快進撃も落ち着きが見られる今日この頃、次に流行るSNSについて考察していきたいと思う。その前にまずは流行、ブームを起こしたSNSの流れを読み解く。 facebook このゲームチェンジャーの誕生によりSNSという概念が世の中に誕生したと考えられる。自分の生活の一部を切り取り載せて共有するという新たな概念こそ、SNS時代を読み解くヒントになるのではないかと思う。しかし、このゲームチェンジャーからまた新たなSNSが生まれるのであった。 twitter fa

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