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(注)得意アピールと自慢は違う!

昨今のデジタル時代は、情報発信が非常に重要である。だから、僕たちは周りに認められるために、自己アピールが必至だ。

もちろん、自己アピールの仕方は人それぞれだが、各分野の注目度を考えると、やはり得意なことをアピールした方がいい。

ただ、得意アピールには一つだけ注意すべきことがある。それは自慢話をしない!ということだ。

得意アピールと自慢は似て非なるもの。世の中にはそういうものがたくさんあるが、似ているようで大きく意味が異なるものは意外に多い。

意味が違えば当然、アピールされた側が不快になることもある。

あなたもこんな間違いをしていないだろうか?

得意アピール:
私はプログラミングが得意です。とりわけjavascriptを活用してサイトを〇〇にするのが、最も素早くできます。cssやphpについてもお客様のニーズに見合ったコーディングを行うことで、サービスの充実化を図っています。

自慢話:
私はプログラミングが得意なので、それで稼いでいます。去年はコロナバブルで年収が2倍になりました。そこらのSEよりも私の方が腕は確かです。最近は、親が官僚なので口利きしてもらって有名企業の案件も受注しました。

二つのアピールを比較すればわかると思うが、前者の方が抵抗なく受け入れることができ、後者は人によっては感情を揺さぶられる言葉遣いだ。

何もこれは仕事を獲得するためのPRに限った話ではない。

たとえば、婚活(お見合い)だったらどうだろう。あなたはプロフィールで気に入った相手と会うことになり、料理が得意とプロフィールに書いてあったので、そのことを尋ねたとしよう。

だが、相手がもしこんな自慢話をしてきたらどうだろう。

「自分の作る料理は美味しい!元カノ(元彼)には〇〇な料理を作って褒められた。昨日は〇〇を作って最高だった(自画自賛)。今度は〇〇を作ろうと思うが、素材はやはり〇〇産の〇〇・・・」

おそらく、交際はお断りなはずだ。

このように、得意アピールと自慢話をごちゃ混ぜにすると悪い印象を与えかねない。つまり、この二つは言い方次第では紙一重と言える。

そう考えると、言葉は本当に難しい。でも言葉を制することができれば、コミュニケーションで悩むこともトラブルになることもない。

もちろん、人間関係には相性というものがあり、それは仕事の発注・受注においても同じだが、コミュニケーション力が高ければ人を思い通りに動かすことができる。

人を動かすなんて言うと、上から目線ぽいが、あなたは相手に合わせようとするし、相手も自然とあなたに合わせてくれるという意味だ。

だから、偶然にもこの記事を読んでいただいているあなたには、改めて言葉の使い方を意識してほしい。

ちょっとした状況を説明するフレーズであっても「やりたい仕事だったけど忙しくて時間がない」→「やりがいのある仕事を任され毎日が充実している」と言い換えるだけで受け手の感じ方が変わる。

情報発信は言い方一つで大きな価値を持つものになるので、自己アピールをするときはぜひ心がけてみよう。

最後までお読みいただき感謝!

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