商品価格はWebサイトで公開すべきか?
仕事を依頼したいけど、どのくらい費用がかかるんだろう?価格がわからないと不安なことってありますよね。ただ、ホームページ(HP)やランディングページ(LP)の制作、コンサルティングやマーケティングリサーチといった業務は、1件いくら!みたいな価格ではありません。
そこで、今回は価格表示について詳しく探っていきたいと思います。
Webサイトに価格を掲載する人と掲載しない人
突然ですが、あなたは商品・サービスの価格をWebサイトで公開していますか?実をいうとWebサイトに価格を掲載するしないはとても重要な選択と言われています。
では、Webサイトに価格を掲載している人と掲載していない人の意見をご紹介します。
Webサイトに価格を掲載しない人の意見
・業界で価格を掲載しないのが一般的だから
・競合他社に価格を知られたくないから
・価格は常に変動すると考えているから
あなたもWebサイトに価格を掲載しない派ならこうした意見に共感する
部分があると思います。
Webサイトに価格を掲載する人の意見
Webサイトに価格を掲載する人は、価格を掲載することでビジネスが有利になると考えています。でも、なぜビジネスが有利になるのでしょうか。
それは、Webサイトに価格を掲載していないと、お客さんが検討する候補に入らないリスクがあるからです。
例えば、出張で泊まるホテルを探すとします。
観光ではなく仕事なので、この場合のホテルを選ぶ基準は、価格・設備・交通の利便性などですよね。そして、ホテルは通常、部屋ごとに価格を掲載しています。
でも、まれに3,980円~と表示しているホテルのWebサイトを見かけます。これは、問い合わせしないと詳細がわからないので、少し面倒に感じますよね。
つまり、よほどのこだわりがないと、こうしたホテルは選択肢に入らないというわけです。価格表示くらいで・・・と思う方もいるでしょうが、たったそれだけのことで利用者が減ってしまうなら、価格を掲載した方が賢明だと思いませんか。
もちろん、コンサルタントや士業など、いわゆる先生と呼ばれる方は、お客さんの状況で見積もりをとるため価格を公開しにくいでしょう。ただ、それでも、1ヶ月お試し◯◯円などの表示は可能だと思います。
このようにWebサイトに価格を掲載しないことで機会損失の可能性があるのです。Webサイトは、ビジネスをする上で強力なツールですから、価格を掲載してない人はこの機会に検討すると良いかも知れません。
リスク回避だけじゃない
Webサイトでの価格表示は、お客さんの検討候補に上がらないリスクを回避できるとお伝えしましたが、それ以外にもビジネスが有利になる理由はあります。
それは、価格を通して正しい価値を伝えたいという理由です。
特に、商品・サービスが高額な場合その価格を表示することで
見込み顧客は何らかの反応を示します。
・なぜ、こんなに高いのか?
・こんな高いもの一体誰が買うのか?
・価格が高い理由は何か?
こうした疑問を解消する情報を開示すれば価値を伝えることができます。
商品の価値はどうやって伝えればいいの
さて、価格表示の有効性はご理解いただけたと思いますが、実際にどのように商品の価値を伝えれば良いのでしょうか。特に高額なものは、ただ価格を掲載すれば良いとうわけにはいきません。
そこで、有効なのが、、、
例えば、お客様の声やBefore/Afterの紹介です。
また、競合他社との比較を表示する方法もあります。
自社 2万円 永久サポート
A社 1万円 半年サポート
こうして自社の強みを表示することで、商品の価値を明確に示すことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。商品は正しい価値を紹介すれば、たとえ価格が高くても結果やクオリティーが大事だから買ってみようかな、、、と感じてもらえるのです。
僕たちは商品・サービスを買うとき、価格を意識するのが一般的です。そのため、価格をWebサイトに掲載するのは見込み顧客と向き合うことなんです。
あなたも自身の商品・サービスの価値を伝えるためにもWebサイトでの価格表示をしてみましょう。
追伸:ちなみに、僕の電子書籍もちゃんと価格表示されてます。数百円の電子書籍で価格を見せないものなんてないか(笑)。