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ドラクエ3に学ぶ成功へのロードマップ〜Webライターの冒険物語
ドラクエ3(ドラゴンクエスト3)といえば、主人公である勇者が世界を救うために旅をしながら成長し、数々の試練を乗り越えていく物語。そのストーリーは、フリーランスのライターとして成功を目指す道のりと重なる部分が多いと思っています。
このnoteでは、ドラクエ3のストーリーをベースに、ライターとして成功するためのロードマップを描きます。ゲームのように楽しみながら、ライターとしての成長ステップを見つけてみましょう!
※ここで言う成功の定義は、フリーランスのライターとして生活できるレベルを安定的に維持できるようになることとします。
第1章 旅立ちの村〜初めての執筆依頼
ドラクエ3の冒険は、小さな村から始まります。勇者はまだ未熟で、世界の広さも知らない状態。ライターとしての最初のステップもこれに似ています。
初心者ライターは、ライティングに興味を持ち、ブログやSNSで文章を書き始める段階です。なので、武器はPC、そして目標は小さな仕事を引き受けることと言えます。
最初の課題は、知名度もスキルもない状態でクライアントに信頼されることです。たとえば、クラウドソーシングのサイトを利用して、小さな執筆依頼を受けてみましょう。
まずは経験値を積むことが最優先です。さもないと、スライムでさえも倒せないですからね。
第2章 アリアハンを出発 -〜ライターのフィールドを広げる
勇者が村を出て世界に飛び出すように、ライターも徐々に活動の場を広げていくことが必要です。
この段階では、新たなスキルとしてSEOライティングや構成力、画像作成スキルを学ぶことが重要です。また、報酬を得ることだけでなく、ポートフォリオを充実させることも意識しましょう。
そうすることで、有名メディアや企業案件へと仕事の幅を広げていくことができます。
第3章 カザーブの仲間たち〜仲間を見つける
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ドラクエ3では、仲間を募りながら旅を進めますよね。ライターにとっての仲間は、同業者やクライアント、そして読者です。
ライターにとっての仲間とは
同業者:一緒に学び合うライター仲間
クライアント:仕事を依頼してくれるパートナー
読者:あなたの文章を楽しみにしてくれる人たち
ライティングは一人で完結するように思えますが、実際には多くの人とのつながりが成功を後押しします。SNSやライターコミュニティに参加し、交流を深めることで、案件獲得のチャンスが広がります。
またそうした人とのつながりを経て、新しい分野に挑戦し、自分の得意なジャンルを見つけましょう。たとえば、「美容系の記事が得意」とか「データ分析に強い」など、皆さんの個性を攻撃力の高い武器に変えていきましょう。
第4章 ピラミッドの試練〜大きな壁に挑む
旅が進むにつれて、勇者は困難なダンジョンや強力なボスと戦うことになります。同様に、ライターも「これまでにない大きな案件」や「厳しい納期」などの試練に直面する場合もあるでしょう。ミスをしたり、クライアントからの厳しいフィードバックを受けたりすることもあるかもしれません。
そうした状況で求められるのが、リサーチ力・構成力・編集スキル・自己管理能力の向上です。これらは簡単ではありませんが、一つひとつ乗り越えることでスキルが磨かれ、やがては大きな自信となります。
第5章 オーブ集め〜自分の強みを確立する
ドラクエ3では、「オーブ」を集めることで新たな道が開かれます。ライターにとってのオーブは、「自分の得意分野」や「ライティングのスタイル」でしょうか。
特定のジャンル(たとえば、ビジネス系・医療系・エンタメ系など)で実績を積み、SNSやポートフォリオでその実績を発信することでブランド価値を高めます。
この段階では、「〇〇のジャンルならこの人」と認識される存在になることが目標です。
第6章 ゾーマとの最終決戦〜プロフェッショナルへの道
勇者がゾーマを倒すように、ライターも「プロフェッショナル」として確立するための最後の一歩(これで終わりという意味ではなく、ライターとしての地位を確立するための一歩)を踏み出します。
この段階では、クライアントワークをこなすだけでなく、自ら仕事を生み出すことが求められます。たとえば電子書籍の出版やライター講座の運営です。また、執筆だけでなく、コンサルティングや講演活動も視野に入れるなど、収入の多角化を図りましょう。
ちなみに、ドラクエ3ではゾーマとの戦いで非常に重要なアイテムがありますよね。そう、光の玉です。
ではライターにとっての光の玉は何でしょうか。僕は、独自性と信頼ではないかと思っています。
独自性:専門知識やユニークな文章スタイル、読者目線の徹底
信頼:納期を守ることや一貫性のあるクオリティ、クライアントに寄り添った提案
こうした光の玉があれば、どんな強敵にも打ち勝ち、自分の理想のキャリアを実現できるはずです。勇者が世界を救うように、ライターもまた、自分と周りの人々に価値をもたらす「光の存在」となれるでしょう。
皆さんにとっての光の玉は何ですか?
終章 そして伝説へ 〜次世代の勇者を育てる
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ゾーマを倒した後、勇者は伝説となり、次世代にその名が語り継がれます。ライターも、成功した後には次のステージへ進むことができます。それは、「次世代のライターを育てる」ことです。
生成AIの進化によりライター不要論が叫ばれていますが、AI活用による効果は結局のところ、AIを扱う人間の能力によって異なります。
ライターの仕事はその内容やスタイルこそ変わるかもしれませんが、ライターという職業は存続すると思っています。
そういう意味でも次世代のライターを育てるために、
・これからライターになりたい方へのアドバイスや講座の開催
・文章を通じた社会的な課題への貢献
などに取り組んでみてはいかがでしょうか。
ライターとして成功するための道のりは、ドラクエ3の冒険と似ています。小さな一歩から始まり、試練を乗り越え、仲間を得て、最終的には自分の道を切り開いていく。
決して簡単な旅ではありませんが、仕事ではありますが、ゲームのように楽しみながら臨む方が人生は充実するかもしませんね。
皆さんも、勇者としての物語を描き始めてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
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