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"Blessing Keeper" 遊んでみた(キャラクター作成編)
"Blessing Keeper" がようやく形になって来ましたのでここでリプレイ形式で紹介していく事にしました。
ベースとなった"DUNGEON HIKER" で考案した「アクションダイスシステム」の使い方の参考になれば嬉しいです。
"Blessing Keeper" はソロTRPG 的にミニチュアを使って遊べるテーブルゲームです。
ソロとしていますが一人1キャラクターを担当したり、相手側を担当するGM役と仲間役の二人で遊ぶなど複数人でワイワイと遊ぶ事も出来ます。
"Blessing Keeper" をダウンロードされたい方はこちらのエントリーから入手出来ます。
さあ、はじめましょう。
キャラクターメイキング
仲間キャラクターを作成します。
前衛の戦士、火力の魔法使い、遠隔攻撃の弓使いを3体のミニチュアに合わせて考える事にしましょう。
今回はかなり偏った編成となっています。こんな組合せも有りだというサンプルとしてお考えください。最初はシステムに付属のサンプルキャラクターで遊んでみる事をおススメします。
頑強なドワーフ 戦士
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体型: 大型 ドワーフの「頑健さ」のイメージから大型としました。
装備:
剣 近接武器の種類が剣しかないので剣の効果名をハンマーらしい名前つけて使いました。
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アクションダイスシステムではAd(Sd) 3(3) は使えるアクションダイス(Ad)が3つ、Adを振った結果を見て3以上のダイス目を 3つまでスキルダイス(Sd)に使う事に変更出来ます。Adとして行動して、スキルも使うという事は出来ません。Adとして結果を使うか、Sd として使うかを選びます。
剣のスキルは接近戦で多くの相手に囲まれた時、4×4マスの大きな相手に接する2マスそれぞれにダメージが与えらるタイプ。近接戦闘の武器を振り回して複数の攻撃をするイメージです。今回はハンマーとしました。
大型キャラクターはAd が3個振れて全部Sdに使える大きなメリットが有りますが装備が1つしか選べません。特定の役割りに特化したキャラクター向きです。ダイス単位で同じ行動を選ぶ事も出来ますから 6を3個の時にアクション2回×3で6回の単発攻撃を相手に加えるシーンとか期待したいキャラクターです。
なお、大型で魔法書を装備するとアクションダイスを使った通常攻撃が出来なくなるなどデメリットが大きくなっています。
なお、相手キャラクターの場合は独自の装備になりますので、大型キャラクターで手強い魔法使いキャラクターの相手を作る事は自由に出来ます。
小エルフ 魔法使い
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体型: 小型 小型のエルフのミニチュアで魔法使いとしました。
装備:
マント 魔法書で減るライフを増やすために装備
魔法書 魔法を使うために装備します
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Ad(Sd) 3(2) はアクションダイスを3個振った結果を見て、そのうち2つまでをスキルダイスとして使えます。小型キャラクターの素早い動きや器用さを表現しています。マントを着て魔法書に捧げるライフ-2を軽減。攻撃は基本魔法任せになるため、アクションダイス4以上の目でないと攻撃が出来ないのが注意点です。
(魔法 どろぬま のSd3は誤記。魔法はダイス目4以上しか使えないのでSd4が正しい。)
装備をすると必ずスキルを一つ設定する必要があります(ATやアーマ値だけを使うは出来ない)。マントの盗むは相手に接敵された時にダメージを減らすために相手のアクションダイスを減らす事に使えます。Ad3は魔法に使えませんから自分の身を守るのに使う形になっています。
持続について
持続の効果は累積します。よって相手のAdを複数個奪って行動を封じる使い方も出来るので、行動が必ず成功するアクションダイスシステムでは意外とピンチを救ってくれる気持ち良い選択肢です。
小型キャラクターは行動回数が多く、作業や交渉が得意なキャラクター向けの設定です。Adを3個振れるのでスキルが使える可能性も多い反面、ライフが少ないためアーマー値を持った装備をするのか、火力重視で祝福点が減っても他で祝福点を補填するのかパーティー全体で工夫する余地が生まれる事を期待しています。
祝福点
"Blessing Keeper" では各キャラクターのライフが0以下になるたびに「女神の石」から祝福点が100点減ってその場で「復活」します。イベント終了時に報酬の祝福点を得ても復活出来ない仲間キャラクターがいるとその時点でシナリオ失敗となり、シナリオ終了となるゲームです。
この祝福点がパーティー全体の共通ライフポイント
になっていて、ゲームの中でのリソース管理にゲーム性を提供しています。
このためライフの少ないキャラクターは祝福点の消費スピードを上げる危険があります。
小型キャラクター誕生の経緯はこちらをお読みください。
参考までに(chatGPT相談結果)
「いずれかのダイス目が4以上である」確率は、2d6では 75%、3d6では 87.5% です。
「4以上のダイス目が2個以上である」確率は、2d6では 25%、3d6では 50% です。
です。Ad3個振れるメリットはスキルに2つまでしか使えないとしてもとても大きいです。
小型キャラクターのメリット、デメリットをお楽しみください。
魔法に長けた弓使い
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体型: 人型
装備
弓 遠隔攻撃役として弓を選択
魔法書 相手の行動機会を減らすためと遠距離攻撃の火力を上げるため、祝福充填を狙って魔法を選びました
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Ad(Sd) 2(2) は アクションダイスを2個振って2個全部がスキルダイスに使えます。
弓と魔法の長距離火力特化のキャラクター。全体として少ないライフで頻繁に復活するために早く減るであろう祝福点を魔法で充填する事も考えたパーティー構成としてみました。
アーマーの装備をして戦士キャラクターと一緒に前に出て魔法使いを守るキャラクターを作るのが手堅いですが、Blessing Keeper では斜め移動で相手がすり抜けて来るので、横に並んで壁になるよりも今回は火力を上げました。
人型キャラクターはバランスが取れたキャラクターです。アクションダイスが2つしか振れないのですがライフが多く、装備2つの組み合わせの自由度が高いため、Sd3以上のスキルを多く装備して無駄なくAdを使い切る事も出来ます。
今回は特に弓の「気を引く」を選びました。3マス離れた相手のAdを減らせるため相手を倒しきれない時にピンチを回避する時に役立つスキルです。
これで仲間キャラクター三人が出来ました。次は彼らの活躍を見てみましょう。
次回はシナリオ 開始編へ
最後までお読みいただきありがとうございます。
サンプルキャラクターの手堅い編成に比べると火力重視のキャラクタービルドとなりました。
こんな感じで お手持ちのミニチュアに合わせてキャラクター設定を作って遊ぶソロTRPGゲームとして楽しんで頂ければ幸いです。
テーブルゲームとして興味のある方でミニチュアは持っていない、手軽に遊びたい人にお勧めするのが みそ汁ブシャー(ひじき) さんの冒険者セットです。印刷して遊んでください。
冒険者の臓物庫 https://hiziki.booth.pm/
Blessing Keeper のルールブックの中にもみそ汁ブシャー(ひじき) さんから許諾を得た印刷用サンプルが有りますのでこちらでお楽しみください。
皆さまのゲームライフが充実しますように。