見出し画像

「ボイスシネマ 声優口演ライブ2024 」を観た!

一昨日、「ボイスシネマ 声優口演ライブ2024 in 有楽町朝日ホール」を観覧しました。

まず、この公演がどういうものなのかを……
大ベテランの俳優(声優・ナレーター)の羽佐間道夫が企画・脚色・演出を手掛け、実力派のいわゆる声優たちが、チャップリンの無声映画に舞台上において生でアフレコを実演するというものです。
御年91歳で現役の羽佐間道夫(1933.10.7生まれ)が野沢雅子と二人で始めてからこの公演、今年で19年目とのこと。

私が観たのは7日(土)18時30分(18時00分開場)からの夜の部。この回の出演は武内駿輔、仲村宗悟、日髙のり子、安元洋貴、山寺宏一、そして羽佐間道夫の面々。

昨年10月の「ボイスシネマ 声優口演ライブ2023 in 有楽町」を観覧して以来、今年も楽しみにしていたのですが、期待違わぬ公演(口演)でした。
楽しかった!
そして、凄かった!!!
素晴らしいひと時を十二分に堪能できました。

まずは、初めに上演された「バスターキートン 探偵学入門」(1924年/アメリカ)、実はバスターキートンの映画、ちゃんと観るのは初めてなので大変興味深いプログラムでした。いやはや噂には聞いていましたが実際に目にすると、あのスタント無しの大胆なアクションシーンには舌を巻きました。

「バスターキートン」の言わば“生吹き替え”は、出演者の誰もが素適でしたが、やはり「チャップリンの冒険」(1917年/アメリカ)という上映時間27分の無声映画を山寺宏一が、ただ独りで全登場人物を演じたのは圧巻、そして笑いました。
やはりこの人は天才と言って良いでしょう。

Tellers Caravanによる生演奏も魅力的でした。

羽佐間道夫は私が好きな俳優(声優)のひとりです。敢えて一つ挙げるなら「スタートレック」シリーズに登場した“Q”は大変好演で大好きですね。
まだまだこれからもお元気で活躍し、またこの「声優口演」を続けてほしいと思います。

※文中敬称略

パンフレットの2頁目(出演者紹介)。
同じくパンフレット3頁目。
一昨日のチケット。

この記事が参加している募集