「ガルパン最終章 第4話」を観た!
昨日「ガールズ&パンツァー最終章 第4話」を観てきました。
正真正銘、面白かったです。
存分に楽しめました。
ところが、両高校入り乱れての戦車戦のシーンがゴチャゴチャして何が何やら分かりません。
これは凝り過ぎです。まさに“過ぎたるは猶及ばざるが如し”でしょう。
その戦闘シーンは戦車戦というより戦闘機同士のドッグファイトの様相で、スピード感があふれ魅力的ではありますが、私としては地を這う戦車の重厚感ある戦闘が観たかったです。
ただ、本作はタイトルと54分という本編時間が示す通り、独立した1本の劇場用映画ではなく、DVDソフト用の作品を劇場で特別上映しているものです。
家庭で繰返し視られることを想定して、DVDソフトはより精細に作り込むのが常道と言えます。
また、この「最終章」は何話までやるのか分かりませんが、毎話に戦車戦があるのですから、マンネリ化を避ける必要もあるでしょう。
それを考慮すると、時には奇をてらったあのような戦闘シーンは必要なのかもしれません。
実は「最終章」の「第2話」と「第3話」は観ていません。そのため、ストーリー展開について行けるか不安でしたが、そこは2012年放映開始のTVシリーズから付き合っている作品だけあって杞憂でした。
久し振りに「ガルパン」の世界を堪能しました。
全体的には破綻の無い、安定した出来と言えます。
前述の通り上映時間は54分ですが、良い意味で時間が長く感じる濃厚な作品でした。
水島努監督は“鬼才”なのかもしくは“奇才”なのか、それとも“名匠”なのか…… 私には分かりません。(笑)
ガルパンはいいぞ!