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【妄想】研究授業の研究会
先日、研究授業を見てきました。
他校での授業を見る、他の人の授業を1時間見ると色々なことを考えるきっかけになっていいなと感じます。
「自分ならこうやる」「これはなんでここにいれるのか」など多くのことを考えたり、教科書の作りのうまさを再確認したりなど思うことはとても多いです。
しかし、授業の研究会はあまり満足いくものを体験したことはありません。
最近つくづく思うことは「色々考えても話す場面が少ないし、聴く場面が少ない」です。
多くは付箋を書いてグループで話し合いをして、話した内容を発表するという内容の研究会がほとんどです。私の勤務校もそのような形でやっています。
なんか当たり障りのないことしかいえません。あまり知らないもの同士ということもあり、批判もしにくい、本質を話しにくい。
というわけでこんな授業研究会はどうだろうと妄想したものを書いてみました。
①自由に立ち歩いて話せる形式にする
座ってグループにすることをやめ、時間を区切って立って話す形式にしてみてはどうでしょう。授業中に参観者が何人か集まって「あれはどうだこうだ」言っているあのシーンの方が面白みがあると思います。
過去に1度だけ、この形式の研究会にでたことがありますが知りたいことや気になったことを話せるので面白かった記憶があります。
②テーマをしぼらない
最近の研究会は話題がそれていかないようにテーマについて話すことが多いですが、それもイマイチな感じを受けることが多いです。テーマについて共通認識が低い、他校から集まっている方と話しても同じテーマで話しているようであまり共通認識できていないことがほとんどだからです。
そうだったらもう気になったことをどんどん話す方が発見や学びがあるのではないかと思います。生徒の活動でもそうですがしばりすぎると忖度をしすぎて学びにならないということは多々あるなと感じているので、大きな方針を決めてあとは絞りすぎないほうがいいと思います。
③デジタルを使わない
同じ環境で何回もやっているメンバーならいいのですが、たまにしか集まらないメンバーでデジタルを使うのは困難だと思いました。デジタルを活用することに労力をさかれ、肝心の内容はおろそかになってしまうのはとてももったいない。紙の付箋でいいではないか。メリットが大きいものを選択すべきと思いました。