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人と仲良くなりたいと思ったらまずはじめにすべきこと
天性の人たらしでない限り
人と仲良くなるためにどうすれば良いのか、
悩んだ経験がある人は多いと思います。
人との仲を深めるために必要なものは何だろう?
コミュニケーション能力?
相手に優しくすること?話を聞くこと?
…調べると沢山出てきますよね。
たしかにこれらも大切な要素なので
間違ってはいないのですが、
実はそういう技術や行動以前に
見直すべきことや
考えるべきことがあるんじゃないかと
個人的には思っています。
それについて、今回は2点
お話していきたいと思います。
1. 自分の◯◯◯について理解する
2. ◯◯◯◯を整えておく
1. 自分の◯◯◯について理解する
皆さんも一度振り返ってみてほしいのですが
人とコミュニケーションをとる上で
必ず無意識に組み込まれているもの、
必要なものとは何なのかわかりますか?
…ずばり〝自分の気持ちや考え方〟
〝価値観や物事の捉え方〟なんですよね。
なんだそんなことか、
と言ってはそれまでなのですが
自分の気持ちや捉え方が常にベースに
なっているということ。
それを忘れてしまうと
思い込みで相手を判断してしまい
心のすれ違いが多くなります。
人とぶつかることが
どうしても多くなってしまいます。
私も今となってはアラサーですが、
思春期がそのいい例で
人の目や評価がとても気になる時期。
人間関係の悩みがつきませんでした。
自分自身のこともよくわからなくなり
常に悩んでいたような気がします。
自分に自信が持てない。
相手からどう思われているのか気になる。
嫌われたような気がして不安になる。
一方で、
自分の考えをしっかり持てるようになり
違う考え方の人に反発してしまうことも。
(私の場合は主にその対象は母親でした。)
周囲を〝敵認定〟してしまったり
自分の思う相手の気持ちを推測し
(本当に正しいかは相手にしかわからないのに)
勝手に苛立ったり悲しんだりしていたんです。
特にいじめられた経験や
人に否定ばかりされてきた経験がある人は
どうしてもこの捉え方が歪みがちです。
そういう経験がない人ですら
相手の気持ちを100%知ることは不可能であり
長年連れ添った夫婦でさえも…
自分以外の人間と真の意味で
(テレパシーやエンパスの能力でもない限り)
全く同じ感じ方や捉え方をすることは
難しいのです。
それ自体は仕方がないこと。
みんな自分の持つフィルターを通してしか
この世界や相手を見ることはできません。
でも、自分の捉え方が必ずしも正しくはない
と知っているだけでも周囲に対する目線が変わり
楽に生きることができるようになります。
そして、これから訪れる数々の出逢いを
無駄にしないためにも知っておいてほしいことは
まだまだ沢山あります。
2. ◯◯◯◯を整えておく
先程の話にも繋がってきますが
良い人間関係を築くために
まず前提として…
〝自分のマインドを整えておくこと〟
がとても重要です。
他の人と仲良くなるのに必要なのが
なんで自分のことなの?と
思う人もいるかもしれませんね。
皆さんにはきっと
あんな風になりたい!仲良くなりたい!
と思うような憧れであったり
気になる存在の人がいるかと思います。
では仮に、自分がいざその人達と
直接話をすることになった時、
仲良くなれる自信はあるでしょうか?
ここで思い出してみてほしいのですが、
〝類は友を呼ぶ〟
という言葉がありますよね。
類友の法則とは?
…人間関係において、考え方や趣味が
似ている人同士が自然と集まってくることを
指す。心理学では、自分と共通点を持つ人に
親近感を覚える心理作用を「類似性の法則」
と呼び、相手との共通点が多くなるほど
この法則が強く働く。
その人を知りたければ その友を見よ!
by 孔子
人間関係に常に「類友の法則」が働き、
似たもの同士が寄り集まっている。
これは本当によく当てはまっていて、
自分が成長するに従って
出逢う人の人物像や仲良くなる人の種類も
変わってきたりします。
人と仲良くなることも大事なのですが
人はどうしても近くにいる人の
影響を少なからず受けるということを
どうかお忘れなく…!
どんな人と仲良くなるのか
どんな人の側にいるのか
そこでどんな話をするのか 等
その先のことを考えることも大切です。
自分に似た人が周りに自然と集まるのだから
それはそれで快適なのかもしれませんが
せっかくなら良い人と、自分の理想の人物と
仲良くなりたいですよね。
自分にどこか似た部分を持つ人が寄ってきたり
自然とご縁が繋がるようになるのなら、
あえて他人に好かれようと意識するよりも
自分の内面と徹底的に向き合い
自分をステージアップさせることの方が
余程効果があるように思います。
そして、
友人・同僚・恋人・夫婦など
どんな関係性であっても
仲良くなって終わり!ではなく
コミュニケーションをとる機会は
その後も続きます。
そんなとき、
精神的に余裕があるかどうかで
対応(言動)も全く変わってきますよね。
〝他人は自分の鏡〟
自分の対応次第で、
相手の対応は如何様にも変わります。
お互い心地よくいられて
相手のために自然と動くことができる。
そんなお互いにとって
プラスになるような関係を築くために、
まずは〝自分で自分を幸せにすること〟が
最優先事項になってきます。
※長くなってしまうので、
こちらはまた改めて詳細について
記事を書こうと思っています。
なんだか遠回りなようで
不思議に感じるかもしれませんが、
自分を知ること
自分と向き合うことが
結果的に人間関係においても
プラスに働くんですよね。
世の中には
色んな考え方や背景があるのだと
広い視点・視野を持つことも
自分の現在地を正しく認識するために
重要になってきます。
💎今回のポイントまとめ
人と仲良くなりたいと思ったら
まずはじめにすべきこと…
・自分の捉え方が
必ずしも正しくはないと理解する。
・まずは自分のマインドを整える。
→自分で自分を幸せにできるようになる。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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