中国でのアフタヌーンティー
皆さんが思っている中国とはどんな姿だろうか。
もちろん行ったことがある人にとっては、ご存じのことだと思う。
今回は、一度も行ったことがない人にちょっとした中国(といっても大きいので私が住んでいるところ)を紹介できれば幸いである。
さて、表紙の写真(2人前、飲み物とデザート)で一体いくらしただろうか。想像してみてほしい。
これが東京ならば想像しやすいかもしれない。
ちなみにこれは私が住んでいるカフェで頼んだものである。
この写真に納まっている合計4品で約3,000円である。
ただし、もう少し安い店に行けばもっと安いものはあるし、高いものを選ぼうと思えばホテルに行ってアフタヌーンティーを受ければ良い。
このお店はミドルエンドからハイエンドの間ぐらいだと想定していただければ幸いである。
3,000円を安いと捉えるか、高いと捉えるかは人それぞれである。また、2023年にこれを書いているが、5年後はどう思っているのか、私にも分からない。
もう少し説明すると、中国では高いものはどんどん高くなっている一方(居酒屋で食事をすればお酒なしで4,000円など)、安いものは相変わらず安い。
安いものの代表が野菜など調理していないもの、ならびに市民がよく行く大衆料理である。ということは、大衆料理で使っている材料を考えてみると、少し気になってしまう。自分で料理する分には、中国はまだかなり安いと言える。
ただ、このケーキや飲み物だけを紹介して、「中国の物価も相当高い」ということもできるだろうが、実際、野菜、肉、果物を買おうとすればまだまだ安いと感じることができる。
そのため、外食産業の値段が徐々に上がっていっていると言える。なぜか、を考えると、そこには物価ではなく、不動産価格が関係しているのかもしれない。さらに、高級食材などはやはり高くなってきており、そこも考えるべきポイントである。
以前は、200円ぐらいのケーキと200円ぐらいのミルクティーで楽しんでいたのが、今は、1,500円のアフタヌーンティー。
時代の流れを感じている。
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