ランニングは嘘をつかない。きちんと向き合う
今年の3月からランニングを始めている。
今は10月なので、おおよそ7か月は知っていることになる。最初のきっかけは、コロナ明けで太っていたから、ダイエットを目的に始めたのだった。
最初は1km8分でも厳しかった。数キロ走っただけで、足が痛くなった。それで何kmも走ったら、太ももが痛くなることもあった。
そんな中、入ったクラブでは速い人でも、遅い人でも気にせずということで、とにかく継続を目的として加入した。
そのメンバーは春に北京ハーフマラソンに参加し、かなり速いタイムをたたき出した。あと、ハーフマラソンのスタート地点が天安門ということで、非常に魅力的だった。
夏前にもなると、体重が目に見えて減ってきていることに気づいた。腹筋も少し見えてきた。この状態のまま、北京や東京などにも行く時に走るようになった。
東京に行った時は、皇居ラン、ランチ、睡眠、論文、ディナーの繰り返しを3日連続で行い、友達も飽きれるほどだった。
秋に突入し、朝晩の冷え込みが出てくるようになると、走っても汗が出にくくなった。その代わり、タイムはどんどん更新されるようになった。
この前は30km走にもチャレンジし、疲労困憊にもなった。いろんなところが炎症で痛くなった。靴も新しいものを買った。
今は、1km5分30分で20kmぐらいを走れるようになってきた。来週の天津マラソンではサブ4を目指す予定である。
速いと思っていた他のメンバーのタイムでもサブ3.5レベルだと分かり、来年の目標になりそうだ。
ただ、1km3分というペースは今考えても「ありえない」スピードであり、全力で1kmを走ったとしても3分50秒はかかる。まずは、全力で1回1km3分を達成したい。そのためには、400mを72秒のペースで走り切らないといけない。
3月当時に「ありえない」と思ったことが、今では「当たり前」になってきている。さて、どこまで実現できるのだろうか。
ダイエットはおかげで、Sサイズ、もしくはXSサイズを着るようになり、二度と戻りたくないと思うようになった。
人の変化とは7か月でも起こるものだと、感じた。あとは、目標に向けた努力を続けていくだけである。