がんばっている姿は きっと誰かが見ていてくれている
夕暮れ時、ランニングの帰り道。音声メディアから流れてきた「心に残る差し入れ」というキーワードを耳にした瞬間、とある記憶が蘇りました。
それは会社を退職する直前の出来事。半年、長くても1年半という異動を繰り返し、疲弊し切っていた4年前のちょうど今頃のこと。
「俺、昔から転校生とか放っておけないタイプなんだよね」
ふとした時に気さくに声をかけてくれていた営業マンがいました。
次の異動先への準備のため、就業終わりに不要な段ボールをもらいに行って席へ戻ると、座席に置いてあったバッグに「おつ〜」と書かれた付箋が貼ってあるリポビタンDが入っていました。
誰の差し入れなのか分からず、そのまま送別会へ参加すると、先輩上司から「あいつホント良いとこあるんだよな〜お礼言った?!」と。
慌てて、その営業マンの元へ駆け寄ると、彼は何も言わずに、ただただ温かい眼差しを私に向けてくれていました。
「退職直前は辛いことしかなかった」というのは私の思い込み。「辛かった」というラベルを記憶に貼りつけたままだったのです。
いつも誰かが見てくれていたり、応援してくれていたこと、心温まる物語はきっと無数にある。
もうすぐ春ですねぇというには、まだ早い、やわらかな夕日を見ながら、また一枚ラベルを張り替えることが出来ました☺️
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お読みくださった方へ…どうもありがとうございます!!
皆さまの夢の実現を心より応援しております📣✨
夢実現応援グラレコーチ®︎ 八川まどか
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