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『デューン 砂の惑星:インペリウム 反乱』カード山のカスタムのお勧めや、ソロプレイの勧め

拡張全部入れのカード構成の提案

 『反乱』は、拡張全部のカードを一切追加・入れ替えを行わなくても、ゲーム的には問題無く遊べるようになっています。
 とはいえ、拡張のそれぞれに収録されているカードは、それぞれの要素を動かすものがあるため、ちゃんと拡張全部のカードがあった方がいいかなあーと思わなくもないです。
 そこで、以下のカードを帝国デッキ・策謀カードの山に組み込むことを提案します。

※これはあくまでも筆者が考える「こうした方がよいんでない?」という私的な考察であり、公式的な提案・ルール提示ではないことを了承ください。

『基本セット』からの追加提案

 これに収録されたカードは、拡張全部の色々な追加要素に触れるものはありません。とはいえ、ここにしか収録されていない「キャラクター」のカードもあるので、帝国カードの山に「固有人名となっているキャラクターたち」を追加してあげると、原作(映画的な)雰囲気がでるかなあと思います。
 ちなみに、『基本セット』は『反乱』と比べて、コストが高めだけどコンボを考えなくても強い、というものが多めです。
 またこの提案では、『基本セット』の策謀カードは投入しなくてもよいかなあと思います。

追加候補の帝国カード:10枚
〈ドクター・ユエ〉
〈ダンカン・アイダホ〉
〈スフィル・ハワト〉
〈チャニ〉
〈スティルガー〉
〈ガーニイ・ハレック〉
〈バイター・ド・ブリース〉
〈教母モヒアム〉
〈レディ・ジェシカ〉
〈アラキスのジェシカ〉(プロモ。あれば)

『イックス』からの追加提案

 ここは『イックス』の追加要素(技術タイルの獲得、技術交渉、弩級戦艦ドレッドノート、輸送艦、解放、潜入)が描かれたカードの投入を提案します。「捨てる」は、『反乱』にもある要素なので、これ単体のものはあえてリストから外しています。
 ちなみに「解放」は、『反乱』に「捨てる」があるため、それとの組み合わせも期待できそうです。

追加候補の帝国カード:18枚
〈水密売人〉
CHOAMチョアム公社代理人〉
〈輸送艦隊〉
〈ジャミス〉
〈政界陰謀〉
〈影に潜む〉
〈イックス協会ギルド小型船〉
協会ギルドチーフ管理官〉
〈権力の網〉
〈着陸許可〉
〈潜む代行者〉
〈適材適所〉
〈エスマール・チュエク〉
〈イックスのエンジニア〉
協会ギルドとの連盟〉
〈叛逆〉
〈総攻撃〉
〈無限大の野心〉(プロモ。あれば)


 さらに、追加要素は無いけれど固有人名になっているカードが少しあるので、それも追加してもよいかも知れません。

追加候補の帝国カード:3枚
〈シャイ・フルド〉
〈セイヤディナ〉
〈皇族バーシャル〉


 また『イックス』には、上記要素が描かれた策謀カードがあるので、それは投入して良いと思います。

追加候補の策謀カード:5枚
〈陽動作戦〉
〈最新兵器〉
〈突進〉
〈機械文明〉
〈イクスの宇宙探査機〉

『不滅』からの追加提案

 『不滅』にはトライラックス・カードの山があるので、帝国カードの山にカードを追加しなくても、トライラックス・ボードのマーカーを動かすカードを購入できます。
 しかし、追加帝国カードにも、もうちょっとトライラックス・ボードに触れるようにするため、そのようなカードを追加しても良いと思います。
 追加するのは、やはり『不滅』の追加要素(紛争、遺伝子アイコン、研究、検体、トライラックス・アイコン)が描かれたカードの投入を提案します。
 トライラックス・アイコンをより多く回せると、紛争に勝てなくても勝利点を獲得できるので、上手く集められたらそっち狙いもありかなあと思います。

追加候補の帝国カード:16枚
〈殻人形〉
〈優待された旅〉
〈ベネ・トライラックス実験室〉
〈サウダルカー給養係〉
〈シャダウト・メイブズ〉
〈解剖工具〉
〈臓器商人〉
〈崇高な情熱〉
〈お見合い〉
〈トライラックス式手術〉
〈リサン・アルーガイブ〉
〈惑星規模の陰謀〉
〈ベネ・トライラックス研究員〉
〈トライラックス・マスター〉
〈義眼〉
〈占領〉


 『不滅』には追加要素が描かれた策謀カードがあるので、それは投入して良いと思います。

追加候補の策謀カード:9枚
〈収穫の時〉
〈偽装完了〉
〈不正交渉〉
〈危険な才能〉
〈メランジ研究〉
〈裏取引〉
〈恐ろしい犠牲〉
〈トライラックスの犬〉
〈新発見〉

『反乱』から抜く要素の提案

 ここまでの帝国カードをすべて追加(+49枚)すると、帝国の山が「114枚」になります。
 できるだけ色々なカードが出てくるとよいと思うので、ここで『反乱』から「帝国の山に2枚存在する同名カードを1枚にする」ようにカードを抜いてしまいましょう。
(ちなみに、今まで追加候補として提案しているカードにも、同名のカードが2枚収録されているものがありますが、それらも1枚だけ入れるような提案になっています)。
 これで帝国の山は「99枚」になります。

抜く候補の帝国カード:15枚
〈揺るがぬ忠誠〉
〈奇妙な女性〉
〈密輸業者の収穫装置〉
〈砂漠生存術〉
〈メイカー育成者〉
〈反乱側の供給者〉
〈権力の算術〉
〈マウラピストル〉
〈二重スパイ〉
〈ベネ・ゲゼリットの工作員〉
〈大衆娯楽〉
真実審判催眠状態トルーストランス
〈サルダウカーの連携行動〉
〈闇をたどる〉
宇宙協会スペーシングギルドの好意〉

拡張全部入れの帝国の山をつくったあとに『反乱』のみで遊ぶ場合

 この時は、「ゲーム開始時に帝国の山から『反乱』以外のカードを抜く」のではなく、そのままゲームを行い、「帝国の列に、『反乱』収録アイコン(右下のマーク参照)じゃないものが並んだら、即座に破棄して次のカードを並べる」というようにすればよいでしょう。
(提案のまま山を作ったら『反乱』のカードが少し減ってる気がしますが、気にしないでください(汗))
 また、「帝国の列に反乱で使えないアイコンのカードが出たら、即座に破棄して~」というようにしてもよいかも知れません。この場合、潜入・解放・接続など、一部そのまま使えるカードが使用できるようになるので、ボードは同じだけどちょっとだけ違う雰囲気で遊ぶことができます。

 策謀カードについても、ゲームはそのまま初めて、ゲーム中「各プレイヤーは自分の手番中、ボード上に無いアイコンが描かれた策謀カードを公開して破棄してもよい。そうした場合、策謀カードを1枚引く」というようにすれば、問題無く遊べるでしょう。

拡張全部入れのソロプレイ中の注意

 さて、拡張全部を入れた時のソロ/2人用ゲームでは、『イックス』『不滅』のそれぞれにあるライバルのルールを参照する必要があります。
 正直参照する場所が多すぎるので、個人で遊ぶ用にまとめたライバルのサマリーをこっそり(?)公開しておきます。ぜひソロプレイで遊ぶ時に活用してください。

https://drive.google.com/file/d/1lZkDh1yKekWuhHGs5ajj9C5MGiRoalvn/view?usp=drive_link

2ページ目はソロのライバル用基地になっていますので、
印刷してしようしてみてください。
特にソロゲームでは、「スパイコマ」の個数カウントが
おそろかになりがちなので、部隊コマなどとは別の場所に
区別して置いておくのがおすすめです。

※略称解説

●『基本セット』→『デューン:砂の惑星 インペリウム』
●『イックス』→『デューン:砂の惑星 インペリウム イックスの新興』(第1拡張)
●『不滅』→『デューン:砂の惑星 インペリウム 不滅の生』(第2拡張)
●『反乱』→『デューン:砂の惑星 インペリウム 反乱』(独立拡張)
●拡張全部→『基本セット』『イックス』『不滅』のこと

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