身体の傷、心の傷③
こんばんは。昨日はダウンしていたので
今日の更新となります。
性や恋愛のお仕事、占いのお仕事をしている、恋愛番長 石川円華です。
今日は昨日、一昨日に引き続き、身体の傷、心の傷についてお話します。
特にこのシリーズでお伝えしたいのは、心の傷についてです。
パートナーや家族、親から受けた言葉により、深くトラウマになってしまう。
トラウマがあるから、次の恋、次の好機にうまく踏み出すことができないというお悩みを
お仕事で、お客様からお聞きします。
特に性やセックス、身体の特徴に関する心の傷というものは、人様にはなかなか話せないことばかり。
相談する人、昔の出来事を吐露する相手が間違ってしまうと、更に、嫌なことを言われて深く傷つく。
だからとても厄介ですよね。
わたしの心の傷…「手術の傷が汚い、醜い」
「こんな汚い傷があったら男は抱く気がしなくなるよ」←昨日、記事を書くときには思い出せなかったけれど。
そうだ。そんなことを言われた。
これは腎臓の手術をした当時にお付き合いをしていた、カレシから言われた言葉でしたね。
☆☆☆
ここでは元カレへの恨みを書くつもりは全然無いので安心してください。
確かに元カレが言った
「汚い傷」「醜い身体」「抱く気がしない」なんてひどい言葉だなぁと思いますし
今でも人様に裸を見せるのにはだいぶ躊躇があります。
わたしはケロイド体質ゆえ、皮膚に傷が残りやすいしそれが綺麗でないのもあるのは事実。
これが酷い言葉で、デートハラスメント、モラルハラスメントであるとあとから気づくのです。
このときのカレは、めちゃめちゃDVヤキモチくんでしたので
そんな意味でもモラハラ、デトハラなんですが。
☆☆☆
でもね
まだまだトラウマ、心の傷はあるとはいえ、
あの頃受けた傷の痛みが100とすると
今は1〜0・1くらい。
身体の傷も加齢で少しずつ目立たなくなりました。
あのカレとは何があっても金輪際お付き合いをすることはないでしょうし
(もう一回やり直そう的な告白はされましたが振りました)
若くて幼かった頃のことなのでもう。ね。
☆☆☆
何で立ち直れたのかなぁ。
2つでしょうね。
その後お付き合いをした方へ
下腹部の傷で嫌われたらどうしようと
性交渉する前に
わたしは正直にカミングアウトし
「大切にするよ」と言ってくれて
お腹の傷をたくさんキスしてくれたことはとても嬉しかったし
(その後もその後も…そう。いつしか性交渉の前のカミングアウトもしなくなった)
☆☆☆
その後、
モデルの仕事に誘われ、のちにヌード撮影を誘われました。
お誘いいただいたカメラマンに
「わたしの身体には醜くて汚いと思われるかもしれない傷がある」
と正直に申告しました。
断られる、目を背けられる、嫌われることも覚悟して。
勇気を出して、下腹部の傷を見せました。
「あ、これ?ぜんぜん汚くないよ」
「なに、気にしているのよ、この程度の傷、持っている人はいっぱいいるから、気にしなくていいんだよ」
「うまく隠せるから気にしなくて大丈夫」
ああ、よかった。
☆☆☆
きっと
わたしが気にするほどお相手は気にしていなかったのと
優しい男性のが世の中には多いのかもしれないですね。
率直に「男はね、顔とあそことあそこだけ
3箇所しか見ていないから気にする必要ないよ」なるお答えもいただいたことがあったなぁ。
☆☆☆
この体験が
身体のコンプレックスやトラウマを抱えた人からのお悩みをお聞きするときの
わたしの体験エピソードとして、活躍しています。
マイナスポイントってプラスになることもあるんです。
「わかる、わかります」
わたしも、このことでたくさん涙して、悩んで、落ち込んで、苦しんだことがありますから。
生きているってそれだけで
自然と癒やされるから不思議。
もちろん生きていると
傷つくこともあるけれど
わかってくれる人は必ずいますよね。
わたしも人の痛みや悲しみがわかる人間でありたいです。
今日もお読みくださいましてありがとうございます。
身体を大切に、心を大切にしましょうね。
恋愛番長 石川円華