子宮全摘術から今日で二週間！可能、不可能なこと、身体の変化、現在の状況を書きます。
こんばんは。多発性子宮筋腫があり、その症状が悪化したことから、子宮全摘術を決心。３月３０日に腹腔鏡手術で、子宮と卵管を全摘手術をした、石川円華（まどか）です。
今日でちょうど二週間経ちました。
子宮全摘手術をして、起きた体の変化。
今出来ること、出来ないこと、
今の状況、術後の回復の変化の記録。
そしてこれからの目標と、注意するべきことを書きます。
過去、現在、未来の時間軸を用いて、記します。
あくまでわたし個人の感想、そしてわたしが医師から病院から指示されたことと、個々の相違はあるでしょうが、あくまで、目安、あ、こういう人もいるんだという、一感想として、ご覧いただければ幸いです。
なぜ、この記録を可能と思ったのか、今一度、確認のためにお伝えすると…
わたしは子宮筋腫が悪化し、医師から全摘を提案されたとき。どうしたらいいのかたまらない不安がありました。
子宮筋腫摘出術は、当然、未知の世界。これからどうなってしまうのか、その先に、わたしの未来はどうなるのか、何とも言えない不安がありましたし、
子宮を摘出したらわたしはどうなってしまうのかの恐怖が襲いました。
過去の自分のような患者さんに、わたしが記録をしたら、少しは、不安や恐怖が回収できるお手伝いが出来ればいいなと思ったのと、
これはたとえ話ですが…
「子宮を摘出する、重い症状から解放される」と
目的地を決める。
当然、目的地へ行く過程の途中、どんな景色が見えるのか、
どんな携行品があるといいのか、
もしその行程には困難や辛さがあるとしたら、そのためにどんな心の準備が必要なのか？
ヒト、モノ、カネ、何をどれだけ、どの期間、どのように、用意したらよかったのかなどなど。記しておけば、何か役立つかもしれない。
そして、過去のわたしが抱いた不安や恐怖。
その恐怖の実態がわかれば、安心する方もいるかもしれません。そんなお助けになれば。そのような思いを込めて。
☆☆☆
ここからは一般的に、言われている術後生活はどんなものか。
実際はどんな感じか、をあくまで個人の感想、体験談として書きます。
【腹腔鏡手術術後生活】
腹腔鏡手術なら、軽くてよかったじゃん。とよく言われます。
実際はどうなのでしょう。
手術創は小さく、回復期間が短いのが特徴です。しかし、回復の状況は、患者さんごとに違う。とされます。
＜手術創は4か所、痛みは？＞
おへそに1か所（おへそのなか）、
ドレーンを刺した大きな傷が左腹2センチ（これが一番痛い、ドレーンを外してもらった、術後1日目から左腹を下に横向きに寝ると痛いです。）
右腹に1センチ程度の傷が2か所、計4か所の傷ができました。これは、以前書いた、ブログにも書いた通り、
おへそ以外の傷にはアトファインを、創部の傷が目立たなくなるように、衝撃や摩擦から守る目的で貼っています。
痛みは…術日～５日目までは
鎮痛剤を飲みました。わたしは、ロキソニンやバファリンを飲めません。
また、入院中病院から処方されたカロナールを服用したら、胃腸痛が起きたので、飲めなくなりました。
なので、生理痛がひどかった時に服用した、イブを、医師や薬剤師の指導の下、服用しています。（術後５日～１０日、1日一回～三回程度）今は飲んでいません。
＜生活＞
原則、約一か月は入浴禁止です。（わたしはＧＷ後、５月上旬が術後最初の外来です。）
この日に手術創部などを医師に確認してＯＫが出たら、入浴ができます。それまではシャワーのみです。
さすがに、お腹の傷や、お腹が術後は膨満しているので、
ごしごし洗いはできないな、というのが正直な感想です。
セックスは少なくとも４か月は禁止。ということは。
３月末に全摘術をしたので、７月末までは性交禁止です。
がびーん。と思いましたが。
さすがに、術後、退院前に、医師から術後、
膣の具合を内診されるのですが、怖い…と思いましたね。
内診、、、術後、膣の奥は縫われていて、その先の子宮は「無い」。切除されているので、痛いのか、とビビりましたが…。
医師の内診が上手だったのか、痛みは感じないものなのか、わかりませんが、痛くなくてホッとしました。
＜以下の症状に注意と言われたが＞
３８度以上の発熱が続く、普通の月経より出血量が多い。月経痛よりひどい下腹部痛。
術後少量の出血が続く、と言われていたが…わたしは、術後一日目以降はほぼ、出血していないと思います。
生理痛がそもそも激しかったし
痛い日常が当たり前だったから
このくらいの痛みなら平気です。
熱は、術後一日目に３７度４分出しました。
それ以降は熱無しです。
オリモノかなり少なめ。
そして、膣周りのうるおいは維持されている、と思う（自分では今のところ怖くて膣内を触れない、黴菌が入る危険もあるかなと。）
毎日、ナプキンをあてているけれど、術前よりも快適です。
【術後回復についての目安】
これは某病院（わたしが手術した病院）から退院した時に配布された資料を参考に書きます。
腹腔鏡手術をした患者さんにアンケートを取られたそう。
●家事を行う…ほとんどの人が３～８日で開始。平均は５日目。わたしは３日目から家事、炊事と洗濯、掃除を開始。
●近所に買い物に行く。ほとんどの人は４～１４日目。平均は5日目。わたしは3日目から開始。
●仕事（事務）を始める。ほとんどの人は８～１６日目。平均は１１日目。わたしは１２日目から開始。
●仕事（肉体労働）を始める。ほとんどの人は１１～２１日目。平均は１４日目。わたしはこれからです。
●激しい運動をする（テニス、水泳など）ほとんどの人は１８～２３日目。平均は２３日目。わたしはこれからです。でも、１２日目から、ジョギングしました。
●歩く…これは術後一日目から歩かされます、ドレーンを抜けるかも、これで判断されます。
また、腸閉そくを防ぐため、術後の体力回復のためにも、
毎日歩くように、医師から指示されました。
わたしは、術後１日目は１０００歩くらい。
２～５日は２０００～３０００歩。
６～今日、１４日で、３０００～１００００歩歩くようにしています。
※歩いた方がいいですよ。なんせお腹が出っ張る。アラフィフとなると、お腹をひっこめにくくなります。だから歩いた方がいいです。
わたしは痛みが治まってきた、鎮痛剤を飲まなくてもよくなってきたので、今晩、これを書き終えたら、ヨガを再開しようと思います。
<これがあるといいよ>
下肢の静脈血、リンパ液のうっ滞を軽減又は予防のための
↓↓↓
医療用靴下、弾性ストッキングを病院からいただきました。これを履いて今生活していますが、足のかったるさが軽減されるので良いです。
<入院や手術代合計は？>
わたしは、差額ベッドの個室に入院したので、差額ベッド代を引きました。大学病院、最新鋭の機器がそろったところ、４泊５日の入院で、２４万円でした。
<子宮を切除した、お腹の感覚は？>
よく、子宮はげんこつ一個分と言われます。わたしの子宮、切除したもの、現物を術後、ホルマリン漬けになった、わたしの子宮を見せてもらいました（この件は、後日ブログに書きます）は筋腫三個分がプラスされて、げんこつ三個分はあったかと。
それがなくなったら、お腹はへこむのか？
実際はですね、お腹にガスを入れて手術をすることや腫れる、浮腫むこともあるんでしょう。術後はお腹はでっぱっていました。わたしバストがHカップありますが、
そのバストよりもお腹が出ていました。
今は少しお腹は引っ込みましたが、それでも術前よりも出ています。これは、少しずつ運動したり、食事を節制してひっこめるしかないなぁと思います。
<今の状況>
腹腔鏡手術は軽くてよかったとは言われますが、それでも手術は手術だと感じます。
術後体力は落ちていますよね。
３月術前から、噂のCBDオイルを舌下吸収し服用しているから、もあるかもしれないのですが、
良く寝れますよね。ひたすら眠い。
わたし、睡眠障害や、睡眠の浅さなどがあり、術前は睡眠時間平均３~５時間でした。
しかし、術後２日程度は手術の麻酔の影響もあったでしょうが、それ以降、今の現在も、夜は睡眠８~１２時間。それとは別で、昼の睡眠が、別途１~５時間。本当によく寝れます。
だるい。眠い。季節が春なのもあるのかなぁ。
回復するために身体が寝ようとしているのだとしたら、いいことですね。
とにかく睡眠をとるようにしています。
〈努めていること〉
歩く。これは、筋腫の手術する、しない、男女限らずだと思いますが…
下半身の筋肉の衰えは、様々な病気や不調をきたす、と言われますよね。特に５０歳以降は。
だから、歩いた方がいいと思います。痛いけれどとにかく元気。
外の景色を見たり、ショッピングモールでぷらぷら歩いたり。楽しみをプラスすると療養生活も悪くないです。
尿漏れ防止にも。
そして美容と健康、これからの社会復帰のためにも。
それと療養中だからとだらしない生活をしない。
毎日、髪を整え、おしゃれして、お化粧して、スキンケアする。
普段の生活が抜けてしまうとどんどんだらしなくなり、ルーズになってしまう。
わたしは術前の場所に必ず戻りたい。だから手抜きしない。
<これから>
これも、子宮切除の手術に限らず、５０歳以降で
手術をした方、病気をした方、男女ともにあるあるだそうですが…
美容師さんから、これらがあると、急に頭髪が薄くなったり、白髪が増えたりすることがあると聞いたのです。
ストレスがかかるのでしょうか。
それを聞いて、わたしは、頭皮ケアをしています。
頭皮ケアと毛髪トリートメントの入念に。
それと、これも手術有無、男女関係なく、ですが、見た目、特に顔の老化は５０歳を節目にして急に衰えがでてくることがあるそう。平均５０ですかね。
急に歳を取った、老けた。など。確かに。そうだと思います。
わたしはまだ４０代ですが、
社会から少し離れることで、油断したら一気に老けるのをちょっと不安に感じまして。
だからこそ、ヘアケアだけでなく、スキンケアなどのセルフケアをしっかりしようと思いました。
また、免疫力を上げるためにも、
春は不調が起きやすい時期でもありますから、発酵食品やたんぱく質、野菜を多くとるようにしています。
あとお水、ですね。いいお水を一日１リットルから２リットル飲んでいます。
きっと、このような日々のコツコツとした美活、健康を目指す活動が、実を結び…。
子宮があるとか、ないとか、歳を取ったとか、いくつだとか関係なく、
いくつになっても、枯れないカラダ、枯れないワタシ、
自分が生きがいを感じる仕事、人様から必要とされる仕事をして、
いつも大好きな友達や、家族、仲間と仲良くニコニコラブラブして。
今まで同様、結婚してても、歳を取っても、オトコからもオンナからも性別関係なく、モテモテ人生が引き続いていくように、日々楽しく美しく生きていきたいと思います♡
ホント、子宮無くなってもわたしはわたし。変わらない！
☆☆☆
今日もお読みくださってありがとうございます。
今日は術後初めて、パソコンを開きました。明日からパソコンばりばり使う！
いつもありがとう。
恋愛番長 石川円華
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