映画評論独り言 トンネル 闇に鎖された男
奥様と一緒にこたつに入って観ましたが、鑑賞後に開口一番、「こういう閉じ込められる映画好きよねぇ。尿を飲む飲まないのクダリ何回目⁉️」と笑いながら指摘。アマプラで「あなたが興味のありそうな映画」にその手の作品が挙がってくるのでついつい視聴ボタンを押してしまいます。
本作品は題名の通り、トンネル崩落で閉じ込められた主人公を救出するストーリーですが、途中、主人公の妻と政府高官の記念撮影などコミカル風に描くシーンが幾つか見られ、作品全体の重厚さが損なわれます。後半になると、どうやって助かるかが焦点ではなく、「生きているかどうか分からない主人公をこれ以上、金を掛けて救出する必要がないという政府、マスコミvs妻、救助隊の構図」を描いています。当然、主人公は助かることは想定されますし、これは私の勝手なイメージですが、主人公がフルーツポンチの村上に似てる気がするので、気楽に観てしまいました。こちらもお茶と茶菓子で観て良い作品です。評点 53