トーハクの黒田記念館の特別室
黒田清輝の作品が所蔵されている東京国立博物館の黒田記念館は年間を通して無料で入館することができます。記念館には常設室の他に特別室があり、年に数日間だけ開室されています。
記念館は、西洋美術館や国立博物館から根津に行く途中の、藝大美術館の近くにあり、これまで上野から根津に散策する途中に何度か立ち寄って常設展にある作品を鑑賞しましたが、有名な「湖畔」がある特別室は開室されている期間とタイミングが合いませんでした。
特別室開室日(ホームページから):
2022年3月29日(火)~2022年4月10日(日)
2022年10月25日(火)~2022年11月6日(日)
2023年1月2日(月・祝)~2023年1月15日(日)
2023年3月21日(火)~2023年4月2日(日)
1月2日、上野の森美術館で兵馬俑展を鑑賞した後、根津方面に散策する途中にやっと「湖畔」をお目にかかることができました。
記念館は普段から観覧者が少なく、落ち着いた場所ですが、特別室が開室されていても混雑することはなく、ゆっくりと鑑賞することができます。写真撮影も可能です。
教科書などに掲載されている作品ですが、間近でじっくり鑑賞することができます。私が行った時には、特別室には2人しかおらず、話し声も聞えず、落ち着いた空間で細部まで見ることができました。
特別室には「湖畔」の他に3作品が展示されていました。それぞれの解説もあります。
常設展も無料ですが、特別室も無料で鑑賞できる美術館です。しかも鑑賞者が少なく黒田清輝の作品をゆっくりと、そして思う存分鑑賞することができます。
新年早々、よい鑑賞をすることができました。