見出し画像

バイリンガル育児 5歳長女の発達相談の記録

2021年12月8日、5歳4カ月になる長女の発達相談に行ってきました。

この発達相談は、村が主催する5歳児全員が受けるものではなく、子供のことで相談したい希望者のみです。

現在の長女の保育園での様子、そして今後の対応も含め、アドバイス。

5歳長女の保育園での様子

今回、なぜ発達相談をすることになったのか?それは、2週間前の懇談会がきっかけです。

2歳のイヤイヤ期が激しかった長女、5歳になりだいぶ楽になった、と思っていました。

でも、保育園での様子は家とはちょっと違いました。

家では、イヤイヤ期の頃に比べれば泣き散らすこともなくなり、こちらのいう事もだいぶ伝わるようになってきました。

2カ国語の環境、もともとの喜怒哀楽の激しい性格、多動傾向にある長女の保育園での様子は、家とはちょっと様子が違っていたんです。

5歳長女の保育園での様子

・ここ2週間くらい情緒不安定でよく泣く
・他のお友達ができることが多くなってきている中で、リタはそれができなかったり忘れたりして、お友達に注意されるといじけて泣いてしまう
・お友達に注意されて、自分だけできないことに劣等感を感じている
・勝ち負けのあるゲーム、ジャンケンには参加したがらず、一人で遊んでいる
・一日中テンションが高い日がある
・眠くなるとおまたを触るクセがある
・お昼寝をしない
・トイレに行きたいのでは?という、もぞもぞした動きをする

お友達ができてリタができないこと、例えば

・トイレのあと、肌着をズボンの中に入れるのを忘れてしまう
・給食のお当番で、じっとしていられず動いてしまう

残った給食をジャンケンで決める、となったら「ジャンケンならいい」と辞退したそうです。

もともと、負けず嫌いな性格。

負けることが嫌ではじめから挑戦しない、というのは残念すぎます。

それに、人生なんてトライ&エラーの繰り返しですよ!負けるのが嫌で何も挑戦しなかったら、人生は進んでいきません!

ということで......

そんな長女の卑屈になっている部分を改善できる方法があるのなら知りたい、ということで懇談会当日に担任の先生に「子育て相談を受けたい」と伝えました。

癇癪がひどかった長女

長女が1歳半くらいの頃が一番大変でした。

癇癪、泣く、注意しても反応なし、と当時を振り返ると育児ノイローゼだったかもしれないと思います。

両親には「この子は何かあるんじゃないか?」と言われ続けました。

夫に強く怒られても、怒っている夫の真似をしたり、と全く反省してない様子をみた知人に「発達障害なんじゃないの?」と言われたこともあります。

自分でもネットで調べてみました。

最近よく聞く「ADHD注意欠陥/多動性障害」の症状にピッタリ......特に、多動性・衝動性症状がドンピシャ。

調べれば調べるほど迷宮入りしそうなので、あまり気にしないようにはしていたのですが、つねに「もしかしたら」という気持ちはありました。

そして、2カ国語の環境もあり、言葉の発達が遅かった長女。

2歳半くらいの時に、一度目の発達相談を受けたことがあります。

当時は言葉で言えないから、癇癪をおこすのかな?と思っていました。

今、5歳になり癇癪を起こすことはなくなりましたが、相変わらず園ではよく泣いているようです。

でも、5歳になって成長した部分も勿論あります。

ただ、衝動性&多動性はドンドンひどくなっていっている様な気がします。

・じっとしていられず、いつもどこか動いている
・気になるものを見たら、パーっと走っていってしまう
・何度注意しても、そこに意識がいかない

そんな5歳の長女、発達相談ではこんなアドバイスをもらいました。

発達相談でのアドバイス&今後の対応

発達相談ではこんなアドバイスをしてもらいました。

・’’できないこと’’ではなく‘'得意なこと’’に目を向けてあげる
・注意すべきことに意識がいくように、イラストで示してあげる
・家でやってみて改善できたことを園にも伝え、家⇔保育園のコミュケーションをとり、長女が過ごしやすい環境を作ってあげる
・園での様子を聞く

今後の対応

・改善してほしい点があれば、遠慮なく保育園に相談してみる
・お昼寝ができない時は、好きな絵を描けるようにしてあげては?
・改善しながら園での生活を送れるようにしてあげる

【衝動性・多動性・注意欠陥・言葉の遅れ】色々ありますが、改善することで長女が保育園生活を楽しく過ごせる様にしてあげる。

ということで、今の状況を改善できるように工夫していきましょう、というアドバイスでした。

また、アドバイザーの方がこんなことを言っていました。

「みんなそれぞれ、不得意なことがありますよね。忘れぽかったり、掃除機の音が嫌だったり。でも自分の不得意なことをカバーできるように工夫して、それぞれ社会生活を送っているんです。」

「小学校に入って集団生活が難しくなってきたら、その時はその時でまた相談すればいいと思いますよ」と。

まとめ

発達相談をして一番感じたことは「子育ては一人でするもんじゃない」ということです。

1人で悶々と「もしかしたら○○なんじゃ...」と悩むよりも、誰かに相談して話すことで、全く違う視点で子供のことを見れるようになるかもしれないです。

2歳頃は、ひどい癇癪に「何かあるんじゃないか?」という思いが強く「本当に何かあるなら、改善できる方法を知りたい」と思っていました。

今回の発達相談を受けて、「今はまだ白or黒を出さなくてもいいのかな」と思えるようになりました。

まずは家で、肌着をズボンの中で入れられるようにイラストを描いてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?