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令和7年の目標6つめ 序章

本日のお品書き


10年後の目標

 「 粋で凛々しく洗練された人 」




物が多い家


小さい頃の記憶はあまりない。
覚えている記憶は、最悪なものばかり。


家は狭い、物が多い。
中3で引っ越した家もすぐ物が増え
高校を卒業して県外に行き
寮生活を始めたが片付けられずゴミ部屋。


卒業して一人暮らしを始めたがゴミ部屋。
一瞬片付いても仕事に終われ
再びゴミ部屋。
同棲しても片付けられない。


実家に戻ったら物は多いが
和多志(わたし)のために
母が一部屋空けてくれていたが
そのうたまた物が多い汚家。


結婚して家を出た今
実家の汚部屋っぷりは進化している。
母には片付けを頼まれるが
それを父が許さない。


こんな状態で感性が育つはずがない。
いや、親のせいにしてはいけない。
確かに機会には恵まれなかったのもあるが
和多志が感性を育てる工夫をしなかった。



物は少なくなったけど


結婚して家を出た。何もないアパートの一室。
少しずつ物を運び込む。
新居用にこだわり抜いたつもりで買ったもの。


「物が少なくなれば片付くはず!」と氣付き
自分のライフスタイルも考えず
ミニマリストの方の持ち物の本を読んで
同じものや近いものを買ってみた。


“白信仰”みたいなものを持っていて
自分の好みのことは考えず
白で揃えれば間違いないと思っていた。


とにかく多機能で白いものを探した。
基準は「多機能」と「白」。
それだけ。


ただし白がなかったら
白いものを見つけるまで待つんじゃなくて
白がないなら他の色を買っていたので
白じゃないものも結構あった。


物は実家ほど多くはない。
量だけは減らすことを学んだが
あれから約9年が経とうとしている今
和多志は当時の和多志の感性を
どう感じているのか。



センスがない自分


そう思っています(笑)
天性のセンスはありません。
持っている能力は
“今その時、その瞬間”の和多志が
どれが好きかに氣付く力。


和多志は知らなかった。
センスのない和多志の「かわいい」は
物凄くツボが浅いこと、視野が狭いことを。


センスがある人は
例えば仮に「かわいい」の坪が浅くても
視野が広いのでいろんな「かわいい」を見つけ
更に抜群のバランス感覚で
物が多くても抜け感のある
お洒落インテリアにすることができる。


例えば仮に視野が狭くてもツボが深いので
こだわりにこだわったものたちで
統一感のある洗練されたインテリアにできる。


和多志はどちらもなかったので
好みがコロコロ変わるし
好きになったらそればかり集めてしまって
結局飽きて全て変えたくて我慢できなくなり
変えてばかりで出ていく一方。


「飽きのこないデザイン」「長く使う」
という意味が以前は全く分からなかった。


物を減らしたって飽きて買い換えるから
「物を減らせばお金は増える」が
和多志にはあてはまらなかった。


9年前どころではない。
1ヶ月前の和多志の感性さえ
今の和多志にとっては“センスがない”。


いつだってよく考えて買ったつもりだった。
少しだが今も買って良かったと思えるものも
あることにはある。
だけど残念ながら「あまりない」。


いくら白に統一したって
和多志がやったのでは
ただただのっぺりした空間が
そこにあるだけ。


しかも和多志はあまり白が好きではない
ということに氣付いてしまった(笑)
白いインテリアとシーリングライトは
色弱の和多志には眩しすぎた(笑)


センスとはどうすれば育つのか。
その点も改善していくため
YouTubeでいろんな方のルームツアーを
拝見している。


この中で見えてきたこともある。
とりあえず今はいろんな方のインテリアを見て
いろんなことを感じて
じっくり学んでいきたい。


とは言ってもないと困るものは
今から買わないといけないので
“今”ないと困るもの
どうしても我慢できないものは
今買う訳で・・


とにかく物も減らすことも怠らず
買わなくてもいい工夫を考えつつ
買う量を減らす意識をしながら
勉強して成長していきたい。



─ 余白 ─

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