『Free!』Season1を観ました。【アニメの感想】
ごきげんよう。
アニメ『Free! 』Season1を観たので私の感想を残しておきます。
京アニ作品であり、内海紘子さんの初監督作品であり、島﨑信長さんの代表作でもありと、ずっと気になっていた作品でした。
観れて良かった。
以下、ネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。
スタートラインに立つまでのストーリー
Season1は登場人物それぞれがスタートラインに立つまでのストーリーだった。
遙、真琴、渚、凛の4人は再び一緒にメドレーを泳ぐことで、もう一度水泳の世界へのスタートラインに立つ。
怜は渚の勧誘を受け、遙の泳ぎに魅了されて水泳を始めることに。
新たに岩鳶高校水泳部を立ち上げたという意味でも、この第1期は始まりの物語だったなと感じた。
この素晴らしい始まりの物語が、全12話に収められているのが美しい。
思っていたより京アニだった
観る前は男ばかりの京アニ作品ってどんな感じなんだろう、と少し身構えていた。
しかし実際に観てみると驚くほどにいつもの京アニだった。
キャラデザに背景、演出、雰囲気まで、多くの要素が私の中の京都アニメーションのイメージそのもので、初めて観るはずなのに好きなシリーズの新作を観ているような安心感があった。
キャラクターの描き方が素晴らしい
キャラクターの描き方が上手い作品だった。
特に感動したのが主人公、七瀬 遙の描き方。
初めは水泳の天才で何を考えているか分からない変人キャラとしてみていた。
登校前に水着を着てお風呂で潜水したり、決め台詞のように使われていた「俺はフリーしか泳がない」など、物語前半では意図的に天才的なキャラクターとして描かれていていたように思う。
しかし物語が進むにつれ、怜を気にかける様子や海にトラウマを持つ真琴を心配する姿が描写され、凛との勝負が原因で水泳をやめたことが明かされたりと、徐々に遙の人間らしい部分が見えてきた。
そんな遙の様子を見ると目頭が熱くなった。
キャラクターについて
他の魅力的なキャラクターにも触れておきたい。
葉月 渚
水泳部を結成するきっかけも、水泳部に怜を連れてきたのも渚だった。
そう考えると渚が果たした役割は大きい。
序盤の物語を動かす原動力だったと思う。
小学生時代のメドレーメンバーの中で1学年下の渚。
そのため、メドレーメンバーでありながら一歩引いて他の3人を見守っているように感じた。
竜ヶ崎 怜
4人の過去を知らない怜は疎外感を感じる立場だったと思う。
しかし、臆すること無く凛に話を聞きに行き、最終的に4人のメドレーを再び繋いだのは怜だった。
Season1のMVPは怜だったと思う。
松岡 江
すっごい好き。京アニヒロインで一番好きかもしれない。かわいすぎる。
合宿での凛とのやり取りが良かったな。
水泳部ではしっかりしている江が、凛の前ではちゃんと妹してるのが非常に萌えだった。
不機嫌な表情が多かった凛がお兄ちゃんしてるのも良かった。
今後も楽しみ
TVシリーズがSeason3まで、劇場版も数作品あるみたいなのでまだまだ楽しめそうだ。
今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。
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