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絶対に忘れない!読書法

本を読んでも右から左へ抜けていくってんじゃぁ、なんにもならないですよね。なんとか少しでも頭に残して、そして自分を変える糧にしたいですよね。記憶に残すための方法を色々調べてみました。


頭の中に残すには受け身ではダメ

本要約動画とかでも一応引っかかりは増える

  • ネットの要約記事で読む

  • 本要約動画を見てみる

本要約動画キッカケで本を手に取ることもあるかと思います。ある意味アクティブラーニングになって要約動画を見たほうが本の内容は頭に残りそうです。ただ、これも受け身で見てたら、あ、こんな感じの本なのねで終わっちゃって、実際に本を手に取る確率ってどれくらいなんでしょう。倍速で時短で見てタイパいい♪ でも何にも残ってないことないですか。

記憶に残る読書術

調べてみたんですが、共通しているのは読む前に内容の予想をしてみたり、すでに知っていることと関連がないかと結びつけてみることが大事なようです。あとは他人に説明するのが強力な方法のようです。主なやり方はこんな感じです。

SQ4R

  • Survey (概要把握)
    最初に本や章の概要をざっと把握します。タイトル、目次、見出し、図表、太字などに目を通して内容の全体像をつかみます。これは、どんな情報が書かれているかを理解するための準備として大切です。

  • Question (質問を立てる)
    各セクションを読む前に、「ここにはどんな情報があるか?」「どうしてこうなるのか?」といった質問を立てます。この質問があることで、読書が受動的ではなく能動的なものになり、内容を理解しやすくなります。

  • Read (読む)
    質問を念頭に置きながら、テキストを読み進めます。この段階では、答えを見つけるための意識を持って読むことが重要です。答えを探しながら読むことで、注意力が高まり、記憶にも残りやすくなります。

  • Recite (口頭で要約する)
    読んだ内容を自分の言葉でまとめてみます。声に出して要約すると、内容の理解度が高まります。また、この段階で他人に説明するつもりで要約すると、内容がさらに整理され、記憶にも残りやすくなります。

  • Relate (関連づける)
    新しく学んだことを、自分が既に持っている知識や経験と結びつけます。関連づけることで、理解が深まり、記憶に定着しやすくなります。

  • Review (復習)
    最後に、読んだ内容を振り返り、重要なポイントを確認します。復習をすることで、忘れにくくなり、必要な知識が頭の中にしっかりと残ります。

アクティブリーディング

読む前に自分への質問を行なう(内容を把握しやすくするため)
例)このテーマは何か? これの何を知っているか?

  • 蛍光ペンで強調するのではなく、余白にメモやコメントを書く

  • 自分の言葉で要約する

  • フローチャートや図表などの視覚化で理解を促す

  • 内容について自問⇒解答を行なう

  • 学んだことを他者に教える

ファインマンテクニック

. テーマを書く
2. そのテーマを他者に説明するつもりで書く
3. 説明できなかった部分を調べて書き足す
4. それを簡潔に書き直す

子どもに説明するのを実践すればメッチャ効果ありそうですが、ちょうどいい子どもがいないので、マダオはマッシュルのフィギュアに語りかけることがありあます。

観念連合説

なぜこういう読書法が記憶に残る方法なのかは観念連合説が分かりやすいかと思います。

ネコという単語を思い浮かべるとき、どんなことが心に浮かび上がってきますか。飼い猫の〇〇ちゃんのことでしょうか、人によってはYoutubeでみているネコちゃんを思い浮かべるかもしれません。触った感じや匂い、鳴き声、しぐさやビール缶のパッケージへ突進していく様子とか思い出すかもしれません。単にネコだけでも色々な記憶が結びついていて、ネコという単語を見るだけでその関連した記憶も呼び出されています。この関連具合が多いほど記憶に残りやすいということです。

  • 連合の法則

    • 観念連合説では、ある観念と別の観念が繰り返し同時に経験されると、脳内でそれらが強く結びつき、片方の観念が呼び起こされると、もう片方の観念も自然と想起されるとされます。

    • 例えば、「夏」と「海」を同時に経験すると、その後「夏」という観念を思い出すときに「海」が一緒に思い浮かぶようになる、といった具合です。

  • 近接の法則

    • 連合が生じる要因として、「時間的・空間的な近さ」が重要だとされています。同じ時間や場所で経験した観念が結びつきやすく、これが記憶の定着を助けます。

    • たとえば、「誕生日」と「ケーキ」のように、特定の状況で一緒に経験するものが記憶内で結びつきやすくなります。

  • 類似と対比の法則

    • 類似した観念や、対照的な観念も連合しやすいとされています。似た特徴や関連するテーマを持つ観念が互いに結びつくことで、記憶の再生が容易になります。

    • 例えば、「火」と「熱」など、似た概念が連合しやすいだけでなく、「昼」と「夜」のように対照的な概念も関連付けられやすいです。

観念連合説の記憶への応用

この理論を活用して記憶を強化する方法がいくつか考えられます。

  • 関連付けによる学習:新しい情報を既存の知識と関連づけることで、情報をより覚えやすくする。

  • イメージと視覚化:概念を視覚化し、関連するイメージを脳に焼き付けることで、記憶が強化されます。

  • ストーリーを使った記憶:ストーリーや比喩を用いて情報を関連付けることで、記憶に残りやすくなります。

受け身でなく能動的に読む

過去の経験等に紐づける、実際自分で実行するにはとか色々テーマを持って読まないと頭の中の引っ掛かりが増えずに、スルッとすり抜けてしまって何も覚えてないなんてことになりかねません。アウトプットしながら読んでみたり、色々試してみませんか。

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