人はとても優秀な生き物である
人は、言語以外から多くの情報を読み取っている。
関われば関わるほど、目の前にいる人が本気で生きているのか、本心からの言葉なのか、保身に走っているのか、
そんなものは簡単に伝わってしまう。
どんなに繕っていようと、
人間のずるい部分なんてものは
簡単に相手に伝わってしまうのだ。
集団に属していればいるほど、そこで自分のずるさに気付き、本心が別の所にあるのを自分でも分かってしまう。
集団に属すのが怖いというのは、人との関わり以前に、見たくない自分の一部や、平凡で何者でもない自分を見つけてしまう恐れがあるからなのではないか。
『他人を通してより自己を認識する。』
それは、時には自分にとって恐ろしい事でもあるけれど、希望でもある。
恐れの中に本当の望みが隠れているのだ。
その望みは誰かが叶えてくれるものではない。
自分で気付き、自分で叶えに行く。
ふがいなくて、ずるい自分を見つけた時は、その中の希望に満ち溢れた自分を迎えに行く時でもある。
恐れ、悲しみ、そして、希望を叶えに行く。
私は、あなたは、周りの人間達は、自分が思っている以上に優秀で、希望に溢れた生き物であると、私は思う。
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