天才デザイナーの転職先
ガリアーノがマルジェラを辞めた。
とうとう来た!
映画『HIGH AND LOW』をご覧になられましたでしょうか。
天才John Gallianoジョン・ガリアーノがユダヤ人差別発言をしてMaison DIORメゾン・ディオールを去り、干され、ラビとディオール社社長に直接謝罪をし、ユダヤ教を学び反省の日々・・・それでも彼は天才デザイナーだよ、という内容の映画。
DIORの社長がユダヤ教徒であるのを分かっていての、差別発言。
そもそも世の中のユダヤ人が経済を回している。
LVMHという雇い主も大金を払って自分の作品を買ってくれているVIP顧客もほぼユダヤ人なのに、分かっていてだとしたらそれは邦題の通り『世界一愚かな天才デザイナー』であると言える。
こんな本も出版されているくらい、ユダヤ人は世界経済を回している。
(ちなみに私は改宗こそしていないが、今ユダヤ教に夢中)
でもその前に、差別発言事件のうちの一つ。
パリのカフェで暴動になったアジア系の男性には謝罪していないという。
それはそれで良いのであろうか?結果、ユダヤ人ではないから良いのか?
差別主義者であることは間違い無いのでは???
とうとう来た!と思ったのはこの映画が伏線で、もうユダヤ人協会にも懺悔が済んだからDIORに戻っても良いということになるのかとずっと考えていたから。
先日執り行われた、Notre-Dame de Parisノートルダム・ドゥ・パリのミサに大統領夫人と元大統領夫人も公告かと思うくらいにDIORでバッチリ決めて参列した。
その姿を見て更にその疑念が大きくなり、勝手に予想しているだけなのですが、大好きなガリアーノの今後が気になって仕方がない今日この頃・・・