#10 映画「Ipar Adalah Maut」で知るイスラム教の教え
勉強のためにインドネシアのドラマや映画を積極的に鑑賞しています(^^)
先日鑑賞したものをご紹介👇
映画「Ipar Adalah Maut」
(※ネタバレを含みます)
Netflixのおすすめに出てきたので軽い気持ちで見始めたこの映画。
素敵な夫婦の物語かと思いきや、思いの外、ドロドロとした昼ドラ的な内容の映画でした(笑)
(直訳すると「義理兄は死んだ」となるので、タイトル的には不穏ですね)
でも公開後約1ヶ月で400万回以上の再生回数を記録したほど大ヒットしたそうです!
【あらすじ】
主人公Nisaは大学教授のArisと運命的な出会いを果たし、めでたく結婚。子宝にも恵まれ幸せな家庭を築いていた二人だったが、Nisaの妹Raniの居候によって完璧だった家庭が揺らぎ始める…
イスラム教国ということもあり、性的な話や浮気•不倫などのテーマを取り上げることはタブーなのかな?と勝手に思い込んでいましたが…
この映画はど真ん中でしたね(°▽°)
さて、映画の終盤になってようやく、この作品の真のメッセージを理解することができました。
イスラム教では“in-law is death”(義理の兄弟は死)とされていて、これは配偶者の近親者と交流する際は注意しなさいという警告を意味しているのだとか。
いわゆる娯楽用の昼ドラ系映画かと思いきや、
家庭の健全性を維持することの重要性と不倫の危険性という道徳的なメッセージを込めた作品だったのですね。
この映画が大ヒットするということは敬虔なムスリムの方が多い証拠なのかもしれません。
今回も色々と勉強になりました(^^)
【参考記事】