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松村北斗じゃない!山添くんだ!「夜明けのすべて」20241007

最初、山添くんを見た時
「なんて松村北斗にピッタリな役なんだ」
と感動すら覚えました。

もはや「サラリーマンの人生を選択した松村北斗」として見るレベルに。

しかし藤沢さんを家にいれ、髪を切られるシーンで
「松村北斗はこんなことをしない!」
と、やはり彼が山添くんという人物であることに気付かされました。

上白石萌音と松村北斗。
藤沢さんと山添くん。
全てがいい。

「なんかいいんだよな」の純度を高めたダイヤモンドのような映画でした。

山添くんが自転車を漕ぐシーンは本当に良かった。
「人生はいいものだ」と確かに思える説得力がありました。

三宅唱作品の映像は美しい。
自分たちの生きている日々は美しんだ、と思わせてくれる。
映画を見る意味みたいものを感じました。

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