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40代の女性が水泳を続けても痩せないのは何故?その理由を紹介します!
40代女性のダイエット方法で人気なのは、プールで行う水泳やウォーキングです。
プールは浮力がありますので、足腰の負担が少なく、怪我をしにくいよいうメリットに加えて、消費カロリーが多いことも人気の理由だと思います。
しかし、水泳をずっとジムで続けているけれども、全然、痩せない!
40代になってからジムに通って水泳を頑張っているけれども、体型が全然、変化しないし、お腹周りの脂肪も落ちない…
真面目に水泳を続けているのに、何故、痩せないのでしょうか?
その理由を詳しく紹介を致します!
水泳では筋肉量を増やすことは難しいから!
プールで行う水泳やウォーキングなどの有酸素運動は、1日で見れば消費カロリーが多い運動ですが、筋肉量が増えにくいので基礎代謝がアップしません。
女性は40代になると20代の頃に比べて、明らかに筋肉量が減るのは事実。
そして、筋肉量が減るということは基礎代謝が低下し、1日の総消費カロリーが少なくなるということになります。
運動で消費するカロリーは、基礎代謝で消費するカロリーよりもずっと少ないものです。
ですので、40代の女性が頑張って水泳を続けたとしも、水泳による消費カロリーは微々たるもの。
それよりも、筋肉量が低下して基礎代謝が減っていることで、1日の総消費カロリーも減少して太りやすくなっていることの方が問題になります。
水泳は消費カロリーは多いですが、筋肉はなかなつかない…
水泳は身体の負担が軽く、陸上のウォーキングよりも時間あたりの消費カロリーが多い、優れた有酸素運動です。
水泳は浮力があるので、重力による関節への負荷が少なく、怪我などをした後のリハビリにも最適な素晴らしい運動です。
ただし、水泳では筋肉に掛かる負荷も少なくなるデメリットがあります。
筋肉を増やしたいのであれば、強い負荷を掛けて筋肉に刺激を入れる必要があります。
水泳、ウォーキングではカロリーを多く消費したとしても、筋肉を大きくすることはできないので、基礎代謝量は変化しません。
また、水泳を行った後はお腹が空きやすいので、いつもよりも食事量が増えてしまいがちではないでしょうか?
水泳をちょっと止めた途端にリバウンドをした…ということになりかねません。
40代の女性が痩せたいのであれば、筋トレを!
膝痛や腰痛などを負っていない限り、40代女性におすすめなダイエットは、水泳よりも筋トレです。
負荷が軽くてもいいので、筋肉にしっかりと刺激が入るトレーニングを行い、衰えてしまった筋肉を取り戻すことに努めましょう。
時間は1回につき、30分程度で十分です。有酸素運動に様に1時間以上もトレーニングを行う必要はありません。
筋トレの場合、時間を掛け過ぎてしまうと、筋肉を分解させるコルチゾールというホルモンが分泌されます。
筋肉を付ける為に行うトレーニングとして効率が悪くなります。ですので、筋トレは短時間で十分なのです。
そして、筋トレは時間が短いですが、運動をしない日でも筋トレで傷ついた筋肉を修復させる為に新陳代謝が上がり、通常よりも基礎代謝量が上がり消費カロリーが高くなります。
筋肉への刺激が少なく、あまり傷がつかない有酸素運動の場合は、運動後に消費カロリーがアップすることはありません。
1日の消費カロリーに着目するよりも、長期的に消費カロリーが多くなる様に基礎代謝量を筋トレを行うことで上げていきましょう。
プールで行う水泳では基礎代謝量をアップすることは難しい!
幸い、若い時の筋肉量に戻すだけであるならば、それほど時間は掛かりません。
3ヵ月間を目安にきちんと筋トレを行えば、かなりの衰えた筋肉量が回復するでしょう。
筋肉量が回復すれば基礎代謝量が上がり、日頃の食事量でも徐々に痩せていきます。
プールで行う水泳は膝痛、腰痛を持たれる方には優れた運動ということには間違いないです。
ただ、特に怪我を抱えていない方でダイエットをしたいのであれば、おすすめは出来ません。
40代の女性がダイエットを行うのであれば、水泳などの有酸素運動よりも、基礎代謝量のアップを狙った筋トレを計画的に行っていく事をおすすめします。