2021年のふるさと納税、選ばれる返礼品のトレンドは?
年末に近づくにつれ、盛り上がりを見せる「ふるさと納税」。今年のふるさと納税は、どんな返礼品が人気なのでしょうか。今回はマクロミルの「ミルトーク」を使って生活者の声を集め、ふるさと納税の返礼品のトレンドをリサーチしてみました。ミルトークはマクロミルが開発した定性調査ツールです。掲示板(きいてミル)を通じて、生活者の生の声を気軽に“リアルタイム”で集めることができます。では早速、集めたコメントから2021年の返礼品トレンドを見ていきましょう!
1.「米」「肉」に続き、高級食品の「シャインマスカット」「うなぎ」がランクイン
2021年の返礼品として選んだ(選ぶ予定の)ものを尋ねると、「米」「肉・牛肉」に続き、「シャインマスカット」「うなぎ」といった高級食品があがりました。8位には日用品の「トイレットペーパー」があるものの、それ以外は食材がランクインし、高級食品を楽しむ傾向が見られました。また、少数ではありますが、返礼品ではなくあくまで寄付を目的とした「寄付の感謝状」や、珍しいものでは「鉄道模型」「羽毛布団」といった娯楽品や寝具などもあげられました。
なお、ランキングの作成方法は、「2021年の返礼品は何を選びましたか?(選ぶ予定ですか)?」と質問して集まったコメント(自由回答)をキーワード分解し、頻出率の高いキーワードから順に並べています。
<頻出ワードランキングTOP10>
2.子供がいる人は、米よりも「肉」!
ランキングの1位と2位にあがった「米」と「肉」。人気を集めているこれらの返礼品は、日々の食卓を支える食材であることから、子供がいる人、いない人で傾向に差はあるのか探索してみました。「米」は子供がいる・いないともに出現率が13%、一方で「肉」は子供がいる人のほうが6%上回る結果となりました。
<米/肉別 子供の有無の回答割合>
3.世帯年収別に比較。1,000万円以上世帯では「お肉類」に続いて「魚介類」が人気!
世帯年収が高いほどふるさと納税の控除上限が上がるため、世帯年収グループを3つに分けて返礼品の傾向を見てみました。
どのグループも「お肉類」が1番人気!2位を比べると、世帯年収1,000万未満では「お米」、世帯年収1,000万円以上では「魚介類」で、高所得世帯では「お米」よりも「魚介類」を選ぶ傾向があるようです。
<世帯年収別の返礼品>
年末の締め切りに向けて、仕組みやルールが年々少しずつ変わるため、毎年のトレンドをおさえるにはリアルタイムに生活者の意見を確認することがポイントになりますね。そんな時は、生活者の生の声を気軽に“リアルタイム”で集めることができるミルトークの掲示板にチャレンジしてみてください。
※今回ミルトークを通じて集めた実際のコメントは、こちらからご確認いただけます。
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