レミちゃんとボクと、時々、カメ 〜GLIM SPANKY 熊本ライヴ
タイトル、リリー(フランキー)さんか!
さて。
2024年2月4日 熊本B.9 V1
GLIM SPANKY "The Goldmine" Tour 2024
デヴュー10周年
例えば2020年はアレがアレだったからライヴトゥワーもなかったし、2021年と2022年は熊本はなく福岡行ってる。17年にはじめてライヴに行ってからは毎回のトゥワーに参加。
さて熊本公演は5年ぶり3回目。高校球児か!で熊本ワンマンは皆勤賞継続中。
今年メジャーデヴュー10周年。まだ10年か、まだそんなもんか、と思いながら、もっと長く聴いてきたようなそんな感覚。
まあ、そんなことは大したことない。それだけ身近だということやろ。
7thアルバム“The Goldmine”
アルバム“The Goldmine”のリリーストゥワー。「アルバムのリリーストゥワーだからアルバム収録曲は全部演る」2019年のトゥワーMCでレミちゃんはそう語っていたとおり、今回も先ずそこは同じ。それにライヴの定番曲を絡めつつのセットになるのは言わずもがなで。
しかしながら定番曲も数多い中でどの曲がどの位置にくるのかな?が僕の興味関心ごと。
入場
僕にしては珍しく開場時間よりも30分早く会場へ。整理番号がやや早かったのはあるけど、特別意味はない。
時間が来て入場すると早速フロアへ。前に2列あってもホール公演に喩えるなら最前列とかそれくらいの感じで、迷わずレミちゃんが立つマイクの前でポジショニング。足元には今夜のセットリストが見える。
やがて定刻だが全然誰も機材確認に来ない。ローディチームのチェックは開場前に終わってるのか。
定刻になり少しだけざわつきはじめる場内。
ライヴスタート
これが1曲目だろうから、めちゃめちゃカッコいいスタートになるな、そう思っていたとおりニューアルバム1曲目アルバムタイトルナンバー『The Goldmine』でライヴがはじまった。最初はハンドマイクなのね。
意外にも2曲目はアルバムの曲ではなくて3曲終わって最初のMC。
ニューアルバムの曲はランダムに演奏されてゆく。
「最高に踊れるロックンロールを」と告げられはじまった『Odd Dancer』。
ワタシハオドリマシタケド、ニホンノミナサンハナゼオドラナインデスカ?
読みヅラっ(笑)
レミさんぽ(笑)
忘れんなよ(笑)。加藤神社な。
と話すレミちゃんに空かさず、
とカメ。
あかんやろ(笑)
2人の掛け合いも見どころ?
序盤、24公演も演るのは久しぶりで今夜は7本目とレミちゃんがいうとおもむろに7の段の掛け算をするカメ。
とレミちゃん。相変わらず2人の掛け合いもおもしろい(笑)
阿蘇ロック
ここ(会場のライヴハウス)はイベントでも出てワンマンもやって、阿蘇ロックも2回出て。熊本はホームみたいなもの、特別と繰り返すレミちゃん。
阿蘇ロック(の会場)に行く道が好きでと、はじめて阿蘇ロック出た時の話。
会場の熱気。場内に靄(もや)がかかるほど。
地元長野の山をイメージしながら書いた、熊本にも合うと思うという『光の車輪』。
どの曲についてか覚えてないけれど、
するとカメが
ライヴもいよいよ終わりに近づく。あと1曲になってしまいましたとカメがいうと、大学の時に作った曲とレミちゃんが告げラストナンバー。
ここまででランタイムは1時間半くらい。
ラストシーン
アンコールの声を受けて先ずはレミちゃんのみ再登場。2019年のトゥワーであれほどグッズの宣伝するバンドは嫌いっていってたのに、自らグッズ紹介(笑)
続いてカメ。それからバンドメンバーを呼び込んでメンバー紹介後、
そう語ったカメのギターソロを楽しそうに見ていたレミちゃん。
音楽に対する気持ちとか姿勢とか、きっとGLIMを結成した高校生のころと同じままなんだろうな。
アンコールは2曲。今夜のショウは約2時間で終わった。
公式SNS用の恒例の写真撮影の前に、楽しかった、と語っていたレミちゃん。途中なんども
“熊本ぉーー!”
って叫んで。まちがいなくぶち上がってたね、レミちゃんも。
去年は80年代アイドルチックな衣装だったけど、やっぱり衣装はこの感じがいいよね。
そしてレミちゃんといえばリッケンバッカー。途中チューニングしてる姿、かわいかった(笑)
ニューアルバムの中の歌詞。
“今日のラストシーンはまだ来ないでいて”
(アルバム4曲目『ラストシーン』)
まさしくそう感じていた。
プライベートでも遊びに来たいといってたね、レミちゃん。いつでも待ってます!連絡してね(笑)
GLIM SPANKY
松尾レミ Vo, Gt
亀本裕貴 Gt
かどしゅんたろう Dr
栗原大 Ba
中込陽大(元ゴメス) Key
※本文中の曲やMCの順番は実際の順番ではなく、ランダムです。
カヴァー: 2022年5月日比谷野音ワンマンより(音楽ナタリー)
カヴァーを含めテキスト内フォト撮影:上飯坂一