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アスリートにとって大事な三要素



1日1ネタ アスリートごはん
【野菜をもっと食べよう!】

1日3食、毎食ごとにバランスの良い食事
充分な睡眠
渇く前に飲む 多すぎるくらいの水分補給

この3点さえ気をつけていれば、いい。
でも、この3点が出来ないから、健康を維持できないのも事実。

殊に。幼少期から習慣になっている人にとってはなんでことはない。
毎朝歯を磨く人が、歯を磨き忘れたときにスッキリしなくて調子が上がらないごとく、幼少期からこの3つが習慣化している人にとっては、何かが欠けると調子が上がらない…というより、
睡眠不足だと眠たくなるし、
水分が足りないと…水分を欲するし、
バランスが悪くなると足りないものを自然と欲するようになる。

「なんか野菜が食べたい」合宿所から帰ってくる娘がいつもいうセリフだ。
チームメイトのママたちに聞いても、帰ってくるとその言葉を発する子どもは多いようだ…


ビビンバは栄養バランスが取りやすい


実は野菜は加工が面倒だ。
肉は焼けばいい。
野菜は…言うなれば、屠殺した豚が丸ごとやってくる…的なものだ。
皮もついてたり、部位が分かれていなかったり、カットもされてない。
だから、準備に手間がかかるし…
未加熱のお肉が生で食べる気がしないし、焼きすぎたお肉がパサパサで美味しくないように、
上手に加工できなかったお野菜は、苦味やえぐみが出て、とても食べられるものではなかったり、逆に入れるタイミングを間違えてふにゃふにゃで筋が口に残るだけのいけてないものになってしまう…

一般的に野菜嫌いの子どもが多いのは、実はこのせいである。

長年の食育講座でも常に言い続けている。
野菜嫌いな子どもの親は…たいてい野菜嫌いか、もしくは野菜の加工が下手くそなのだ。
訂正する。
野菜の加工に不慣れなのだ。

それを証明するかのように、真面目に講座を受講して、家庭でその教えを実践し続けたご家庭からは「なんでも食べる子に育ちました!ありがとうございました!」らというメッセージが絶えない。

幼少期からバランスの良い食事を難なく食べてきた子たちだ。

最後のインハイの時の遠征弁当



ジョウブナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル

(宮沢賢治 雨ニモマケズ より)

ように育っているらしい。
何より嬉しい報告だ。

アスリートごはんで守るべき3要素は、決してアスリートに限ったことではないのだ。
人間が生きていく過程で普通にこう、過ごせばいいということなのだ。

アスリートは、普通の人より運動量が多くて筋肉量が多いから、そのことを考慮して、ちょっと食べ物なら食べるタイミングと追加する食品があるだけだから…

アスリートごはんは特別なことじゃない…から

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