模試を受けた後にすべき事は〇〇である。

今週末、知人やTwitterで繋がった人が「模試」に挑戦した。

正確には「会場に行って実際に試験を受けるタイプ」ではなく「予想問題を解く」といった模試だ。

予想問題は多々存在するのだが、自分の育て親でもあり、恩があるオーム社さんの予想問題を自分はオススメしている。

オーム社さんは毎年8月頃になると、雑誌「新電気」に予想問題を掲載する。かなり分析をされていて弱点補強にもなる優れものだ。

自宅でできるので今の時代には適しているだろう。

当然、自分も4科目とも挑戦した

現役プレイヤーである自分は本気で満点を狙いに行った。

多少傷を負ったものの、結果を出すことができて良かった。

この傷で改めて「油断は絶対にダメ」を学んだ。

実際、理論科目では気を引き締め直し、足掻いて5点を無理やり取るような泥臭さも見せることができた。(醜態を晒したと言われるかもしれない

泥臭いのが自分

自分は京都大学出身でなければ、東大出身でもない。

入社2年目では社内選考試験を受験させられれば、東大・京大生に大敗し、取れた点数と順位をリスト化され、社内メールでばら撒かれ、恥を晒した。

なので今更、取り繕うことはしない。

オペアンプの問題は暗記&理解をし直す時間が勿体ないので、復習もせず捨てている姿も実際に見せた。

電験ではこういう取捨選択は大事だ。

模試後、第一優先で取り組むべきこと

まず、第一にやっておいた方が良いことは

どこまで正解できていて、どこから躓いたのか。

ここの分析である。

絶対にやっておくべき事項だ。

ただただ「間違った」「合っていた」「何点だった」で終わらせてしまっては意味がない。

以前の記事でもお伝えしたが、TOEICと全く同じで「できなかった部分の改善」をすれば点は伸びるのである。

故に躓いたポイントをどの手段で改善すれば良いのか?までセットで具体的に考察すると良いだろう。

・場数が足りなかったのか??

・公式を忘れてしまったのか??

・式変換(効率の処理含む)が苦手だったのか??

・問題の意味が分からなかったのか??

模試は試験本番で点を伸ばす為にやるもの

「全然できなかった・・・」「やる気がなくなってしまった・・・」と落ち込む気持ちはめちゃくちゃ理解できる。

自分もその経験をクソ程経験してきたからだ。

ただ模試の点数なんてものはそこまで気にしなくてよい。

何故なら

模試は試験本番の点数を高める為の試薬でしかないから

だ。

何を測る為の試薬かと言うと

自分の勉強方法
自分の理解度合

これらをチェックできれば模試をやった甲斐がある。十分すぎる。

今持っている参考書問題集で対応できるか

ここに全てが繋がってくると言っても過言ではない。

もし、自分が使っている参考書問題集を持ち込みしても、今回取り組んだ模試に対応できないようだったら、自分の軸となる参考書と問題集を変えよう。

ただ大半の場合、優れた参考書を持っていても、ボリュームのある問題集を持ち運んでいても、使いこなすことができていないことが多い。

非常に厳しい話ではあるが、事実だったりする。

でも、試験に対応できる参考書があって問題集があればそれは大きな進歩だ。

その書たちを信じることもできるだろう。


「あ!この参考書と問題集を全部覚えればいけるじゃん!!!!!」

こんな気持ちになったとしたら、どうなるだろうか??




やる気が確実に増すのだ!!!!

使っている参考書で「今回間違えた部分をハイライト」ですら見るようにもなる。


そうなると話は変わってきて、試験問題と本気で戦った経験値に加えて、知識の補填の仕方すら変わってくるのだ。


諦めたり、落胆しなくてよい。

「模試はあなたの歩みの先が正しいかどうかを見てくれるツール」なのだ。

まだ一ヶ月ある。

苦手を克服しよう!!!!

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桜庭裕介/桜庭電機株式会社
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