会社員が「幸せ」を感じて生きていく為には
今日のテーマは「幸せ」。
身の周りの友人を含めて、仕事場において精神を病む人が増えた。今年に入って、3件目。多すぎる。
自分も今思うと、精神が疲弊していた時期があったのだが、運良く乗り切ることができた。
疲弊した原因を掘り下げ、部下を持つ経験、部署の責任者の経験、電験マガジンで仕事を協働で行う経験などを混ぜ込んだものを残そうと思う。
「忙しい!残業まみれ!」「ドロドロした環境にいる!」というものは、厳しいことを言うと、自らが因果している可能性が極めて高い。それを解消するものになることを願っている。様々な著書にも同じことが書いている。
プラスを加速する話
これは電験マガジンの方以外から数件メールをもらうほどのものだった。成功側を綴ったもの。
だが、現時点でマイナス側(変な環境)にいる場合、上のものを読んでも、解消できない。プラス側にいるときに読むといい。
自宅の近所に有限会社※として大成功を収めている社長がいるが、彼がまさにそのものであり、パッと見ても輝いている。できるだけ上の記事と社長さんを自分は意識するようにしている。
※会社の大きさというのは、事業内容に応じたものがある。履き違えると、大きな認識のズレを生む。
マイナス側にいる場合
「心」の状態を良くしなければ、環境は恐らく変わらないと自分は考える。
行動指標(紙幣中心)、怠惰(考える事をしていない)、傲慢(高いプライド)、対処法(変な人間から距離を取る)あたりを改善すれば、良い方向に向かうのではないかと検証している。
※自分なんかが書けるものではまだないが、現時点で書ける所まで書いてみる。
紙幣中心の行動については割愛する。他が上手くいけば変わる。自分の現実を楽しむことを意識した方がいいと思う。この点において、SNSは良くないと感じている。上手くいっている人はSNSをやっていない、もしくは、距離感をきちんとしている。
怠惰、傲慢、対処法について、書いていく。
「怠惰(考える事をしていない)」
「自分の好きな仕事は何か」
「自分の嫌いな仕事は何か」
「どんな仕事をしたいのか」
この3つを考えたことがあるだろうか?「自分の嫌いな仕事」の割合が多いほど、感じる幸せは確実に低下する。ここの整理を精度高くやった方がいい。
就職活動の時はバタバタしているし、働き出せば、真面目な人ほど課題解決に向けて、時間を投入するようになる。好きか、嫌いかを考える暇すらなくなる。嫌いな仕事は時間がかかるし、疲労回復にも時間を要する。
ここを指導してくれる人など、ほぼいない。
残業代欲しいと思えば、そういう環境に近づく。一生懸命やろうと思えば、そういう環境に近づく。
変えようと思うなら今一度考える。あとは頭を下げるなどをしてでも、部署異動するのが良いと自分は思う。大抵、変な人間だと思われて受け入れ不可となるケースが多いから、社内での交流を意識する。
技術系から事務への異動はできない会社もあるが、事務寄りの部署には絶対に異動できる。
「傲慢(高いプライド)」
「私は優秀だ」
「私は有名大学を出ている」
「私は院卒だ」
「私は誰より仕事ができる」
「私は5人分の仕事をしている」
こういう人で幸せに生きている人を見たことがない。以前の課長は2年前に会ってそれきりだが、未だに解消できずに苦しんでいる。
絶対にやめよう。5人相手には敵わないし、ましてや10人には及ばない。会社はチームで仕事をする所だ。
そういう意識だと、そういう環境に行くことになる。で、詰む。
標準の仕組み、ツールを準備して、必要な仕事だけに削る。で、みんなでできるようにする。仕事を削ると、時間が余るが、それは大っぴらにしない。
無駄な会議も削りすぎない。雑談が風通しを生む。部署間の喧嘩で仕事が増えるケースは山ほどある。仲良くやれば終わる仕事を大きく担ぎ上げて、議題とし、1時間かけて話合いをする環境もある。何も生まず、ただ時間と金を消費する。
「対処法」
「変な人間」は存在する。相手を罵倒する事、いじめる事、議論する事、残業時間を増やす事が生き甲斐という人。様々である。全く同じ人間というのは存在せず、皆違うものである。
自分がどういう人間なのかを整理しよう。
合わないと思う人とは距離を取ろう。距離を取れない場合もあるので、まず話をしない。目線に入れない。物体として認識しておく。
議論をせざるを得ない場合もあるのだけど、静かな口調で2、3やり取りして終わりにする。「お疲れさん」と思ったり、それを直接、相手に言ってもいい。ドラマの1シーンと捉えるのも面白い。
相手はすぐ去るようになる。これができれば、周りから褒められたりする。ここに喜びを覚えたとき、ストレスは激減する。いずれ喜びすら感じなくなり、やり取りが何もない状態と化す。無。
人間関係に悩む場合、相手に期待する側面が強いことがある。傲慢である。自分は自分でいい。やって欲しいことをやらない場合には、はっきりとやって欲しい事と期日を伝える。それがあれば満足だろう。
まとめ
各要素を改善していくことで、生活はかなり改善していくはず。
「自分の嫌いな仕事」の割合を下げていくと、自由な時間も増えていく傾向にある。割合を見直すと、部署異動が必要になることが多々ある。
また、「変な人間」と書いたが、実はそれは「自分の影(膿)の部分」「自分の一部」だったりする。精神学的にはこういう捉え方もある。その対処方法は習得しておいた方がいい。
会社の仕事というものは現場に近い方がいいのか、事務所がいいのか、で大きく変わってくる。会社は丁寧に扱ってはくれない。自分で「自分がいたい場」を決め、そこに行くのである。
あとがき
困っている人の参考になればと思い、書いた。
自分は月に100時間残業を何度も経験した。会社のロッカー室で寝たことも、持ち帰りの仕事をしたことも、自分のファミリーカーで資材を運んで妻と喧嘩になったこともある。週に2回横浜出張(6時出発0時帰宅)を1年経験。
これらは全て、自分が選択したことの結末。当時はやらざるを得ないと思っていた所があるが、嫌なら断ち切ることはできた。
月100時間も残業するなら、仲間を呼んで分担すれば良いだけの話。自分の反省である。
得た残業代は何も残っていない。
会社としては「便利な人材だったなぁ、次の人材はどうする??」で終わり。
時間は流れて去っていく。
ここから先は
電験マガジン(電験攻略研究所)
国家資格「電気主任技術者試験(第3種・第2種)」に関する学習の場と書庫。参考書以上をより分かりやすく解説。また、自身が執筆する参考書原稿の…
頂いたサポートは困っている誰かに使わせて頂いております。下さった気持ちは自分が貰うので、できる限りお返しに参ります!!