8月22日 今日読んだ一冊
私が今日読んだ本は、
石井清純さんの
「ZENスタイルでいこう!」
という本です!
この本は、高校生の登場人物たちが生活の中の事例から、「禅」の教えを当てはめていくという内容になっています。
高校生たちが主人公なので、自分が高校生の時と照らし合わせてみて、
「こういう人いた!」
「こういうことある!」
という場面がいくつか出てきて、とても共感しました!
その中でも、印象に残った言葉を紹介します!
まず一つ目は、
「天上天下唯我独尊」
です。
この言葉の意味は、自分の尊さを知るということです。
つまり、
「自分はオンリーワンであり、みんなもオンリーワンである」
ことを知ることです。
私達は、
「〇〇よりかわいい」
「〇〇より頭が良い」
など、他人を比べて勝手に落ち込んだり、傲慢になってしまうことがあると思います。
けれど、それらも
「自分は自分」
とわかっていれば、他人を比べることなど無くなるのです。
SMAPの
「世界に一つだけの花」
の歌詞にもある、
「もともと特別なオンリーワン」
まさに、そのことだと思います。
自分の良いところも、悪いところも受け止めて、他人と比べて無いところを嘆くのではなく、もともとあるものを伸ばして、大切にしていくことが重要なのです。
二つ目は、
「随所に主となる」
です。
この言葉は、「どこにあっても自分に主体性を持つ」という意味です。
この言葉の事例で、第一志望の学校に合格することができなかった子が出てきました。
私も大学受験の際に、
「これでもし合格できなかったら、神様がここの大学はあなたには合ってないんだよ、と言っているってことなんだよな。」
と考えていました。
そう考えると、とても心が楽になり、
「やることはやった。あとは運に任せるだけ。」
と思えることができました。
(結果は、合格することができました!)
この本でも、このような考え方を
「縁」
と紹介しています。
私達の周りには、「縁」が数え切れないほどあり、それに囲まれて生きています。
けれど、すべてを縁に任せるのではなくて、「やるべきことをやってから」縁が生まれるのだと思います。
これは、
「人事を尽くして天命を待つ」
ですよね。
なんでも、結果には何かしらの意味があると思います。
私も、本当に働きたかったアルバイトの採用で落とされ、適当に求人に載っていて、軽い気持ちで受けたアルバイトに合格しました。
そこで、素敵な出会いがたくさんあり、これからも付き合っていくだろうな、というような仲間もたくさんできました。
これは、まさしく縁ですよね。
不合格や失敗が全て悪いわけではなく、それがあったからこそ、生まれた縁はたくさんあるはずです。
そのことに焦点を当てれば、もっと毎日が楽しく、感謝の気持ちで溢れるのではないでしょうか?