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#6 Apple Mighty Mouseを使い続ける

僕が1日で一番長く触っているものは、マウスだ。そして手の延長として最も精度を求めるのもマウス。だからマウスにはかなりこだわりがある。これじゃなきゃ調子が出ない。

それがApple Mighty Mouse。

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なんてことない、数年前の純正品。
でも、このマウスのスクロールは超快適なのだ。普通のスクロールホイールと違って、小さいボールが360°くるくる回る。このくりくりが最高に直感的で操作にストレスが無い。どちらにスクロールするにも、速くも慎重にもコントロールできる。クリック感も軽すぎず重すぎず最高。イラレの微妙な操作はこれじゃないと無理。
ノート用のワイヤレスはロジクールを使っているけど、やっぱり作業がはかどらない。特に左右スクロールがとてもストレスになってしまう。

こんな最高のマウスだけど、分解して掃除できないという、とんでもない作りだ。小さいボールなので、負担がかかってすぐ汚れる。するとスクロールできなくなるのだ。分解できないので、逆さにして水を含ませた布の上で転がせ(Apple公式)だの、両面テープを細く切って何回か差し込むだの、無理やり分解するだの、みんな本当に苦労したはずだ。

そのせいか、あっという間に廃盤になってしまった。
でも会社でも家でも、僕はいまだにこれを買い替えて使っている。Appleからはもう販売されてないけど、今のところネットで新品が手に入るのが救い。


避けては通れない掃除だけど、実は必殺技を見つけた。KUREのエレクトリッククリーナーという電子部品の洗浄が出来るスプレーをボールの隙間から大量にスプレーして、マウスの中全体を洗ってしまうのだ。このスプレーはプラスチックに影響ないとのことで、ちゃぷちゃぷになるまで噴くと、汚れが隙間からどんどん出てくる。後はよく乾燥させれば全くストレス無い状態に復活できる。本当にきれいになるので困っている人がいたら教えてあげたいけど、もうMighty Mouse使ってる人なんていない気がするけど(笑)

大事に使っているが、それでもいつか壊れてしまうこともあるだろう。
大抵のアップル製品はサードパーティから互換品が出るのだけど、これだけはどこ探しても見つからないので、換えが効かない。
このマウスが買えなくなったら、デザイナーを廃業しようと思う。


、、ウソです。
(そう思うくらい気に入ってます)

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