■NHKにモノ申す
マスコミへの道(29)
新聞、放送、出版…マスコミ志望の方々へ
北海道から沖縄まで、全国にある新聞、放送、出版、広告…といったマスコミ業者の中で最大、最強、最も影響力がある――といえば、言うまでもなくNHKだろう。
たとえ、朝日批判、攻撃をするいわゆるネトウヨが多数いる、としても、「朝日新聞から国民を守る党」などを作っても国会どころか、村議会にも議席を持てないだろうが、NHKに関して支持者も多い半面、アンチの数も多く、アンチ派が議席を得ることを果たしている。
それほど、強い、大きな存在だ。
特殊法人であり、民間企業ではない。ある意味お役所的な存在だが、僕の肌感覚からいえば、民放やトップ新聞社、出版社より給与面では劣っても、それより下のマスコミと遜色がない「超優良企業」だと思う。そこらの地方公務員よりずっといいのではないか。
その点からみると、彼らNHK「職員」が自嘲的に「うちらは給料が安い」などというのは、全体から言えば、ごくごく少数のトップマスコミ、特に在京キー局、在阪準キー局を意識して言っているようで、イヤな感じだ。
それはともかく、基本的には多くの人から攻撃、批判されないよう、NHKはあらゆる面で気を使っている、といつも感じる。
だからこそ、僕は気になる点ではささいなことでも「みなさまのNHK」に対してメールで注文を時々つける。
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これまで何度か指摘しているのに、いっこうに改善されない、と感じることがある。
月-金で、朝のニュース枠で放送されている、「世界のメディアザッピング」である。
3分間で世界各地の放送局からの話題を提供する、と言いながら、頻繁にフランスの放送局からのネタを取り上げるのだ。ただ、フランス発のネタは多いものの、旧フランス領の国やヨーロッパの周辺国、欧米ネタをフランス語で放送されたものを持ってきている。
おかしくないか? 世界のメディアでなく、フランスのメディアに極めて偏向している。アフリカや南米、アジアの放送局のネタなどはほとんどない。
裏の事情はまったく分からないが、かなり前からメールで注文しても、ほとんど変わらない。
今、そのコーナーを担当している森下絵理香アナのアナウンスも、体言止めを多用するのが気に入らない! とこれもメールしたが改まっていない。
ま、僕が言ったところで大NHKが変わるわけもないだろうが。