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「40年前の劣等生」

大学で毎年まいとし いくつかの講義を履修登録し
最初の1-2度は顔を出したが
夏前には足は遠のき テストの前に焦りだす
そんな あんな こんな感じで 学習意欲は低く
気づいたら4年になっていたっけ

それでも
私立文系なんて ちょろいもんで 卒業したし
一部上場の大手企業に就職はできた(一旦は――)

とはいえ
実は一科目落としていれば 卒業はできなかった

実に勉強しなかった 今でいう ひきこもりだった

そもそも 大学の勉強っていうのが分からないままで
勉強しなかったんだから 分からないままなのも
当たり前か

それでいて 2年次にとった英語では 
テストの解答用紙に 「Aでなかったら単位はいりません」
なんて バカなこと書いて提出した

しばらくして先生が電話をかけてきた
「Aはつけられませんが いいですか」 と 聞いてきた

はい 結構です そう答えて 単位を落とした

その翌年 やっぱり勉強などすることもなく
そもそも授業にも行っておらず やっぱりAは取れなかった

一体何をやっていたのやら…

そんな40年前のことが 夢に出てきた

つまらないことをしたもんだ
つまらないことだらけだったんだ

だのに 懐かしい過去

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