「穴に落ちた」
世の中には
人生には
山があり 谷がある
前にすすむ
人生を歩む中で
山を登り 谷を下る
しかし
それだけではない
落とし穴というものがある
予期せぬ存在
山も 谷も
目の先に見えるもの
落とし穴は
その上に枯れ葉落ち葉がまかれ
穴があるとは 見えない
落ちるなどとは
予想ができない
久々に そこに
落ちた 落ちてしまった
脇の甘さは自分のせいだ
そうとは自覚しているが
まさか それが落とし穴だとは
落ちた衝撃と驚き
今は痛みより
それを先に感じている
痛みがじんわり
寄せてくるのか
案外 穴は浅く
自分で外に出られるのか
すぐ
助けの手が伸びてくるのか
最悪のことを
しばらく考えないといけない
人生そんなこともあるさ
とは
まだいかない…