「ひとり 深夜」
深夜のホテル
目覚めて ひとり
部屋に響く 空調の音
それ以外に 音はなし
師走のホテル
地方のひなびた観光地
ほかに泊り客など 疎ら
その中に ひとり
その夜に ひとり
ドアスコープをのぞいて見る
廊下に 誰もいない
あたりまえ
目の前に鏡
見上げてみる
映るは わが顔のみ
あたりまえ
2度 3度くりかえす
そのうち もうひとりくらい
自分が映るかもしれない
それは…ない
そろそろ 眠くなるだろうか
深夜のホテル
目覚めて ひとり
部屋に響く 空調の音
それ以外に 音はなし
師走のホテル
地方のひなびた観光地
ほかに泊り客など 疎ら
その中に ひとり
その夜に ひとり
ドアスコープをのぞいて見る
廊下に 誰もいない
あたりまえ
目の前に鏡
見上げてみる
映るは わが顔のみ
あたりまえ
2度 3度くりかえす
そのうち もうひとりくらい
自分が映るかもしれない
それは…ない
そろそろ 眠くなるだろうか