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【Event Report】王子公園Book Cafe vol.1開催

こんにちは!
王子公園まちの図書館プロジェクト、「王子公園まちとしょ」です📚
王子公園まちとしょは”王子公園のまちが図書館に。”をコンセプトに本を通じて王子公園の暮らし手がつながるコミュニティを目指して活動をしています。

今回は、9/8(金)に開催された王子公園Book Cafe vol.1の開催レポートをお届けします!


王子公園Book Cafeとは?

王子公園に暮らす人・働く人・知縁のある本好きが集まって、お気に入りの1冊について語るBook Cafe。
Vol.1のテーマは「2023年面白かった1冊」
場所はIncubation Studio SoWeluで開かれました。
初めての開催にも関わらず、王子公園まちとしょのSNSやチラシを見てくださった方が6名!(+主催者1名)

”本好き”と聞くと1ヶ月に〇冊や1年に〇〇冊、などたくさん本を読んでいたり、賞や有名な作家さんの本を知ってるようなイメージを持たれるかもしれませんが、王子公園まちとしょはまちの暮らしの中での新しい本の楽しみ方を作っていくこと。
本の量や知識などは問わず、参加者のみなさんにとってのお気に入りの1冊の楽しみ方をシェアすることを大切にしたいということを最初にお伝えしました。

本についての紹介&コメントや質疑応答タイム

みなさんがシェアした「2023年面白かった1冊」

『クマのあたりまえ』
魚住直子 (著), 植田真 (イラスト)
動物たちが生きることに向き合う短編集。イラストレーターの植田さんは神戸在住。
かわいいイラストに惹かれて読み進めるとグサッと刺さる問いや学びがあります。

『恋と禁忌の述語論理』
井上 真偽 (著), 
「その可能性はすでに考えた」「探偵が早すぎる」の大人気作家・井上真偽のメフィスト賞受賞作。
「推理」でなく「検証」をしていくストーリーは知恵の輪を解くような爽快感!

『完売画家』
中島 健太 (著)
「絵描きは食えない」を変えたい。という作者のマインドやこれまでの活動を書く1冊。
売れる絵を描くための対話や折り合い、経験と冷静な分析で語る芸術の世界の生き方、仕事の哲学。

『父ではありませんが 第三者として考える』
武田 砂鉄 (著)
「父とは」「母とは」「家族とは」の語りに潜む違和感を、「父ではない」ライターが遠巻きに考えてみた。
ジェンダーやパートナーシップについて言葉を選んでしまう昨今に対して、「父ではない」作者の立場からの意見に考えされられる1冊。

『スマホ時代の哲学』
谷川 嘉浩 (著)
"つながっているのに寂しい、常時接続の世界"を生き抜くための書。
スマホの普及で自分と向き合う時間が失われる今。SNSでは表現しない秘密の趣味を持つことがヒントかもしれない。

『アルケミスト、夢を旅した少年』
パウロ・コエーリョ (著)
羊飼いの少年が見た夢から始まるストーリー。様々な出会いと別れを経験し、少年は人生の知恵を学んでゆく。
日常の中で忘れがちな大切な気付きが散りばめられた1冊。いつでも見返せるように手元に置いておきたいバイブル。

『マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか』
奥野 克巳 (著), MOSA (著)
人類学者奥野克巳が、人間とは何かを知るためにボルネオ島で狩猟採集を主産業とする森の民プナンの地へ。マンガでしか描けない人類学講義、プナンの暮らしを通して人類学そのものが理解できる1冊。

様々なジャンルの本がズラリ。参加者が撮影してくださいました。

王子公園Book Cafeを開催してみて/参加者からの感想

初めまして同士のコミュニケーションでしたが、本をテーマにお話しすることで質問やコメント、それぞれのキーワードについて考えを広げることができました。

「自分だとふだん読まないジャンルの本のことが知れて楽しかった!」
(たくさんメモをされていました📝)
「本の内容だけじゃなく、それぞれの方にとっての”本の存在”を感じられた」
「色んな人のお話しや本に触れて、視野が広がった感じがする。今感じてる仕事や日常の中の課題のヒントがもらえそうな本と出合えた」
「その本を選んだ背景や理由なども知ることができて面白かった」
などなど、色んな感想をいただきました。

本の情報だけじゃなく、おススメされた理由や背景にあるストーリーも含めてシェアすることでより興味や面白さが生まれていくのが、Book Cafeの魅力なのではないかと思いました!!

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王子公園Book Cafeは毎月開催予定。
ぜひお気軽にご参加ください♪

▶次回のご案内

\オススメの1冊を持ち寄っておしゃべりしよう/
📚王子公園 Book Cafe vol.2📚
テーマ「秋が楽しくなる1冊」

10/6(金)19:00-20:30
場所:Incubation Studio SoWelu
〒657-0831 兵庫県神戸市灘区水道筋6丁目1−3(食堂そえる内)
持ち物:当日は紹介したい本を1冊お持ちください。(電子書籍の方はタブレットなど紹介できるものをお持ちいただけるとコミュニケーションがスムーズ化と思います)
参加費:1,000円 ※コーヒー付き (500円は今後の活動費にさせていただきます)

▼参加方法
下記のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/uFZudrQKCvWzHTmd7

当日参加が難しくなった場合は、王子公園まちの図書館プロジェクト代表:岩田(kiwata@w-inc.co.jp)までご連絡ください。

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