水原カルビ味チキンが忘れられなくなる映画|『エクストリーム・ジョブ』
今日のお昼はUber Eatsでヤンニョムチキンとキンパのお弁当を注文しました。自宅で汗を気にすることなく辛いモノを食べることが好きなので、韓国料理はよくテイクアウトをしています。
韓国映画には、焼肉、チャジャンミョン(韓国風ジャージャー麺)、参鶏湯、トッポギ、へジャングク(酔い覚ましスープ)など、気になるごはんがたくさん登場します。本当は各料理ごとに詳しく記事を書きたいところなのですが、今日はチキンについてメモしようと思います。
チキンはいろんな国の作品に、いろんな調理方法で登場するごはんです。
『グリーンブック』や『フライド・グリーン・トマト』のフライドチキン、『スモーク』のクリスマスディナーのローストチキン。
鶏肉料理だと、『ムーンライト』のキューバ料理(ライム風味の鶏むね肉グリル)、『テイク・ディス・ワルツ』のカチャトーレ(鶏とトマトの煮込み)なども美味しそう。
そんなチキン映画の中でも、トップクラスにインパクトのある作品が韓国映画の『エクストリーム・ジョブ』です。
忙しく走り回りながらも、思うような実績を積めずに解散の危機を迎えている麻薬班が、ひょんなことから大人気フライドチキン店を経営することになるコメディ作品。
かなりおもしろい映画という噂を聞いていたので、ハードルを上げて鑑賞しましたが、そのハードルをラクラク超えるくらい笑った作品でした。各種動画サイトで配信も開始されているので、何度か見直していますが、同じところで笑ってしまいます。元気がないときに観れば、即効性の栄養剤になる、そんな映画です。
▼▼『エクストリーム・ジョブ』に出てくるごはん▼▼
韓国には、日本のラーメン店の総数を超えるフライドチキン店があるらしく、国民食のひとつと言えます。本作に登場するチキンは、甘辛いソースで味付けした有名なヤンニョムチキンではなく、聞きなれない「水原(スウォン)カルビ味チキン」が登場します。
張り込みのために使用していた偽装営業のチキン屋に、偶然来てしまったお客がタレ付きチキンを注文。想定外のオーダーに慌てふためくメンバーたちですが、一人の刑事が咄嗟の判断で、焼肉のカルビダレを調合してチキンに味をつけるとこれがめちゃ美味しい!なんと捜査そっちのけでお店が大繁盛してしまいます。
この水原カルビ味チキンを検索すると、みんな思っていることは同じなようで、「作ってみた記事」がたくさん出てきます。かなり濃い目の味付けのようで、ごはんも進みそう!ビールを飲みながら、このチキンを食べるとおいしいだろうな〜。
▼オフィシャルで公開しているレシピがこちら
鶏1羽分のレシピなので少し量を減らして試してみるのが良さそうです。
<ワンカルビソース>
醤油:300ml
砂糖:260g
味の素:5g
胡椒:10g
水あめ:15ml
食用油:30ml
ごま油:20ml
チリパウダー(チリシーズニング):13g
玉ねぎのみじん切り:175g
にんにく:75g
コーラ:125g
<チキン>
鶏肉:1羽
てんぷら粉:1.5カップ
牛乳:200ml
水:1.5カップ
胡椒:少々
食用油:適量
<作り方>
①手入れした鶏を牛乳に30分間つける。
②牛乳を捨て、てんぷら粉と水を混ぜる。
③鶏に衣をまぶす。
④鍋で油を熱する。衣を落として、3秒後に浮かんできたら準備OK!
⑤衣をまぶした鶏肉を熱した油で揚げる。
⑦1回目は7分ほどカリッとするまで揚げ、2度揚げにする場合は加えて2分ほど揚げる。
⑧ワンカルビソースの材料を混ぜ、熱したフライパンで弱火で3分ほど煮詰める。
⑨揚げた鶏肉をワンカルビソースに絡める。
※公式より引用
チキンが忘れられない映画ですが、ありえない設定ながらも、麻薬犯罪組織に立ち向かっていくストーリーはテンポよく、ラストのアクションシーンも観ていて楽しい。疲れたなぁと思うときは、濃い味付けの本作をぜひご覧ください!
(C)2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVED