友達がいない?
後輩から、友達がいないんです、という相談を受けました。
そこで、友達作りについて考えました。
〇友達が消えた
後輩は「友達がいない」と言いつつ、昔は数名いたそうです。
でも今は、一切繋がりがなくなってしまって一人が多いとか。
理由を聞くと「友達が消えちゃった」とのこと。
え??
消えたってどういうこと?
答えはLINEやSNS。
繋がっていた友達が、気づいたらリストから消えていた、という話でした。
アカウントが削除されると存在が消えますからね。
住所情報など他に手がかりがなければ、繋がりようがなくなってしまいます。
後輩は「消えた友人を追わない」ということでした。
理由は「どうしても私と友達でいたいなら、新しい連絡先を教えるはず。それをしないということは、そういうことだから」でした。
去る者は追わず、の精神で、一切探さず、追わず、、、
なんて寂しい!もったいないなと思いました。
気が合う人なんて、そうそう簡単に見つからないからです。
〇友達作り
改めて、私自身は、友達をどうやって作ってきたか考えました。
まず、割合を分析すると、
〇地元で幼少期〜高校でできた友達
〇大人になってからできた友達
3対7くらいで後者の方が多くなります。
大人になってできた友達は、自分から仲良くなりたいという人に近づいて、積極的に連絡を取るようにしていました。
場所は、旅先で出会った人だったり、ライブ会場で隣の席の人だったり、友人の友人だったり、、、
友達作り、というとハードルありそうですが、ごくごく自然なものです。
この人って面白い!
この人って魅力的!
しゃべってみて「また会いたい」と思う人に、自分で連絡を聞いて、連絡を取って会いに行って、それを繰り返した結果、友人関係になった、という流れです。
声をかけた時は、びっくりされることもありますが、その後の自分への良い影響を考えたら、勇気を出して良かった!と思うことばかりです。
〇努力して縁を繋ぐ
もちろんこの中で、音信不通になった友人もいました。
ここが、先ほどの後輩との分かれ目です。
私の場合は、何としてでも探します。
あらゆる手段で連絡を試みます。
共通の友人を伝って、探し当てることもあります。
携帯電話がない頃は、住所や電話番号を交換していたので、連絡が取れない相手には手紙を書きました。会いにも行きました。
あなたは魅力的な人である。
こんな素敵な人を逃したくない。
私は絶対にあなたと友達でいたいから、という強い決心です。
だから音信不通になった相手には、連絡つかなくなって寂しい、という言葉と共に、このメッセージを強く伝えました。
せっかく繋がった縁を逃さないように努力した結果で、今があります。
〇友達が必要ならば
このように向き合ってきた結果、大勢ではありませんが、私には大切な友人がいます。
「友達がいた方がいいか」「いなくてもいいか」
この話には、いろんな意見があります。
私の経験上、楽しさが倍増するので推奨派ですが、「友達がいない」ということは、別にいい思っています。
ご本人が良ければ、いいのです。
ただし、良くないと思っていたら、それは問題です。
もし、自分には友達が必要だと思っている場合。
勇気を出して声をかけることをおすすめしますし、消えた相手を探すことも、とても大切です。
私には行動して良かったと思う経験があります。
ぜひこの言葉を参考にしてみてください。